東京ガス株式会社は、2003年4月からご希望のお客さまに対しガス料金情報WEB照会サービスを運用しておりますが、このたび当該のお客さまのうち2,611件について、代替わりの際の前後の使用者間でガス使用量やガス料金請求額、お支払い状況などのお互いのお客さま情報を閲覧できる状態となっていることが判明いたしました。
東京ガス株式会社といたしまして、お客さまに大変なご迷惑ならびにご心配をおかけすることになりましたことを心からお詫び申し上げます。

東京ガス（株）では、2003年4月から主に一般のご家庭を対象としたガス料金情報WEB照会サービス「myTokyoGas」^※1を運用し、また、2013年7月から主に飲食店や事務所など法人のお客さまを対象とした同様のサービス「TG CLUB」^※2を運用しており、両サービスの利用をご希望のお客さまがWEB上で登録（以下、「WEB登録」）することにより、過去24か月のガス使用量などのお客さま情報を照会できるようにしております。また、弊社では、お客さまからガス使用契約上の債権債務を承継する旨のお申し出を受けた件名は、債権債務を承継しない通常の「使用者の代替わり」とは異なり、両サービスのデータ上では、使用者の名前のみ変更し、ガス使用量などの情報はそのまま引き継いで運用しておりました。したがって、当該の件名について、前の使用者が「WEB登録」していた場合に、現在の使用者の氏名、ガス使用量、ガス料金請求額、お支払い状況などを閲覧できるケース（対象件数：680件）や、後の使用者が「WEB登録」した場合に、前の使用者のガス使用量やガス料金請求額、お支払い状況などを閲覧できるケース（対象件数：1,931件）が発生してしまいました。
弊社では、昨年8月5日に「TG CLUB」においてデータ管理の改善を検討している際に、このたびの事象を確認いたしました。その後、「myTokyoGas」においても同様の事象の有無を調査したところ、本年2月12日に同様の事象が確認されたことから、該当するお客さまを抽出したところ、両サービスにおいて2月29日時点で合計2,611件のお客さまについて同様の事象が認められました。

弊社では、該当するお客さまが特定できていることから、個別に連絡し、このたびの事情を説明するとともにお詫びしてまいります。なお、今後につきましては、お客さまからガス使用契約を承継する旨のお申し出を受けた件名は、前後の使用者が同居する親族の場合を除き、両サービスのデータ上でお客さま情報を引き継がずに異動し、当該の使用者間でお互いのお客さま情報を閲覧できないようにいたします。

東京ガス（株）といたしましては、お客さま情報の保護を極めて重要な事項と認識しており、このたびの事態の発生を真摯に受け止め、今後、同様の事態を発生させないよう再発の防止に全力で取り組んでまいります。
お客さまの大切な情報を第三者に開示する事態となり、大変なご迷惑、ご心配をおかけすることになりましたことを重ねてお詫び申し上げます。