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2014 どんぐりワークツアー活動報告

感じよう!森のふしぎ大発見 2014年8月23日(土)天気:はれ

「森づくり」や「自然体験プログラム」を通じて、私たちの暮らしの身近なところから取り組める環境活動について考えました。

1日のスケジュール

7:45 池袋 出発
11:20 長野・東京ガスの森 到着
11:30 オニグルミ広場にて開会式
11:45 昼食
12:20 森づくり体験プログラムスタート
12:45 植樹地にて「下草刈り」
13:20 自然体験プログラムスタート
発見!沢歩き探検隊!
体感!森の五感トレーニング!
14:50 閉会式
15:20 長野・東京ガスの森 出発
19:45 池袋 到着

長野・東京ガスの森 MAP

地図
下草刈り 体感!森の五感トレーニング! クリの実 クスサンのまゆ アブラチャンの実 ツリフネソウ ヤマジノホトトギス シリアゲ 発見!沢歩き探検隊! カゲロウの幼虫 プラナリア イワナ

やってみよう!私たちにもできる「森づくり」

残暑厳しい東京から、そよぐ風に秋の足音を感じる長野・東京ガスの森へやってきた参加者は39名。東京ドームの約42個分あるという広大な森の学び場で、森のはたらきや森づくりの大切さについて学びます。森で育つ木々は、二酸化炭素(CO2)を吸って酸素をつくり出します。元気で健康な森をつくることは、地球温暖化を防ぐことにもつながっているのです。

オニグルミ広場の正面にあるカラマツは、なんと樹齢50年。
森づくりの教科書「森のものがたり」を熱心に読んでいます。

森づくりの教科書「森のものがたり」を手に、雲間から時折のぞく太陽の光を浴びながら、森づくりのお話に耳を傾けます。森の3つのはたらき、「地球温暖化を防ぐ」・「いのちを育む」・「豊かな水をつくる」。このはたらきを促すためには、森の環境を整えることが大切です。森林組合の方に正しいカマの使い方を教わり、木の成長を助ける「下草刈り」に挑戦します。

正しいカマの使い方の指導を受けます。
ポイントは下草を前方に約30°傾けること。

草をしっかりと掴み、刈りやすい角度を保ってザックザックと下草を刈り取っていきます。「僕が木を生き返らせたぞ!」と、たくましい子どもの声が聞こえてきました。
さらに、下草の合間から小さな実をたくさんつけた木いちごを発見しました。森からの思わぬプレゼントに、はしゃぐ子どもたちの声が植樹地に広がります。

お母さんと一緒に下草刈りにチャレンジ!
下草の合間に木いちごを発見。「甘いけどすっぱーい」。
森づくり(下草刈り)/北浦さん親子

森づくり(下草刈り)

インタビュー

北浦さん親子

おばあちゃんの家で、よく草刈りのお手伝いをするという北浦さん親子は、今回で2回目の参加。娘さんと息子さんが、器用にカマを使っている姿がとても印象的でした。「草が生い茂る森に踏み入るのは大変なこと。なかなかできない体験ができました」とお母さん。おばあちゃんへの素敵なおみやげ話ができたようです。

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観察しよう!水辺で暮らす生きものと森のつながり

東京ガスの森を流れる沢は、全長367kmの信濃川の上流部。沢の豊かな水量と水質は、森の草や落ち葉をつたった雨水が土の中に蓄えられ、ゆっくりとしみ出したものです。その沢の下流にある豊昇(ほうしょう)地区では、田畑を潤す農業用水として使われています。
森や水辺の生きもの、そして私たちの暮らしを支える大切な沢。森の先生と探検しながら、水辺の生きものやその痕跡を観察し、沢の役割や私たちの暮らしとのつながりについて学びます。ちなみに、この日の水温はプールの水よりも低い15度。「ひゃあ。冷たい!」。にぎやかな声が飛び交う中、探検スタートです。

まずは、沢の位置や水質についてお勉強。
この日の水温はプールより冷たい15度!

生きものを捕まえるコツは、川の流れる方向に網を置いてそっと石を持ち上げること。石の裏側や土の中、流れの速いところや水がたまっているところなど、黙々と調査が進みます。
すると「いた、いた!」と大きな声が聞こえてきました。そこには1cmほどのサワガニの赤ちゃんが。ちょうど生きものの繁殖期が終わり、卵がふ化するこの季節、生まれたばかりの小さな生きものたちをたくさん見つけることができました。
さらに、沢の淵ではニホンジカのフンを発見。水をのみにきたのでしょうか。森で暮らす生きものもこの沢の恩恵を受けているのです。

石を持ち上げたり、網で土を探ったり。いきもの探しスタート。
流れの早いところや穏やかなところを黙々と探します。

探検を通じて出会ったさまざまな水辺の生きもの。おひさまハウスに戻って顕微鏡や水槽で観察します。カゲロウや、体が切れたところから再生して増えていくプラナリアなど、見つけたのは清流で暮らす生きものばかり。こうしたきれいな水質を保てているのは、下草刈りなどのお手入れが行き届いている、豊かで元気な森があるからこそ。森と水が密接に関係していることを学んだプログラムでした。

沢で捕まえた生きものを顕微鏡で観察します。
賑やかなおひさまハウス。
探れ!沢歩き探検隊!/森田さん親子

探れ!沢歩き探検隊!

インタビュー

森田さん親子

日常ではなかなか体験できないプログラムに参加したいと「沢歩き探検隊」を選んだ森田さん親子。ちょっぴり照れ屋の息子さんが、にっこり笑って「石の裏に隠れていたカニを見つけたよ」と満足そうに教えてくれました。活発に行動する姿を見て、ついつい目を細めてしまうお母さんでした。

見つけた!

【カゲロウの幼虫】からだがとても平たくて、水中の岩の下のすきまで暮らします。羽化した成虫は、空を飛ぶのだけど、ほんの数日だけの命です。

【カゲロウの幼虫】
からだがとても平たくて、水中の岩の下のすきまで暮らします。羽化した成虫は、空を飛ぶのだけど、ほんの数日だけの命です。

【プラナリア】よ〜く見ると、小さな目が二つ並んで、なかなかかわいいプラナリア。すごく再生能力が高いことで有名で、100個に切り刻んだら、100匹のプラナリアに再生したという話も!

【プラナリア】
よ〜く見ると、小さな目が二つ並んで、なかなかかわいいプラナリア。すごく再生能力が高いことで有名で、100個に切り刻んだら、100匹のプラナリアに再生したという話も!

【イワナ】川の最上流の渓流の冷たい水を好み、一生を淡水で暮らします。人が近づくと岩の下に隠れるので、そこを狙うと網でも捕まえられる!

【イワナ】
川の最上流の渓流の冷たい水を好み、一生を淡水で暮らします。人が近づくと岩の下に隠れるので、そこを狙うと網でも捕まえられる!

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研ぎすまそう!森の自然を五感で捉えるトレーニング

暮らしの中の環境の変化に気づくことは、地球温暖化を防ぐ大切な一歩です。今回は、森で暮らす動物や植物が残したサインを探しながら、「見る」・「聞く」・「匂いを嗅ぐ」・「食べる」・「触る」といった五感を研ぎすますトレーニングを行います。
森の岩場近くにやってきた探検隊一行。まずはトレーニングの前に、1分間目をつぶって森の自然を感じる準備運動です。沢のせせらぎ、風で揺れる木々のざわめき、鳥の鳴き声。大人も子どももカラダ全体で自然の音に集中します。

イラストを見ながら五感について学びます。
1分間目を閉じて全身で自然を感じます。

次に、先生から配られたのは白いビニール袋。「袋の中には、森の中で見つけてほしい、葉っぱや木の実などの森の材がひとつと、キーワードが書かれた紙が1枚入っています。森の中を歩いて、それと同じものを探してください。そしてキーワードからイメージするものを見つけてください」。ちょっぴり緊張しながら袋をのぞく参加者の皆さん。ゆっくりと森を散策しながら探しに出掛けます。さぁ、どんなものが見つかるかな?

ビニール袋に入っていた森の材とキーワード。
ビニール袋に入っていた森の材とキーワード。

探し出した森の材。土の上に広げられたシートに乗せて発表します。集まったのはアカネズミがかじったクルミや、白樺の葉、クスサンというガのまゆ、チクチク尖った栗のイガなど。
「誰かの落しもの」という『キーワード』を持った人は、「木の葉」を拾ってきてくれました。「なるほど!確かに木の落とし物だね」と先生。
触ったり、匂いを嗅いだり。五感を通じて心に響いたことを共有し、自然との触れあいをわかちあいました。

僕はクルミを見つけたよ!
これはなんの葉っぱ?匂いを嗅いでみます。

最後は、「8月23日ものがたり」と書かれた小さなノートに、自然の中で心に残った出合いや体験を書きとめました。そのノートから3ヶ月後、そして3年後には、自然や地球はどうなっているのかをイメージします。
こうして意識して五感を使い身近な自然と向き合うことは、大切な環境活動のひとつであることに気づきました。

森での出合いを小さなノートに記録します。
心に残ったこと夢中で書き留める探検隊。
体感!森の五感トレーニング!/宮本さん親子

森の五感トレーニング!

インタビュー

宮本さん親子

今回が初参加となる息子さんとお父さんのペア。まだ探し足りない!と声をはずませる息子さん。「みかんみたいないい香りだよ」とつぶやいて、大切そうに見せてくれたのは、青々としたアブラチャンの実です。知らないお友達とも積極的に交流していた息子さんを嬉しそうに見守るお父さんでした。

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見つけた!

【クリの実】まだ青くて小さいクリのイガ。トゲが柔らかいので、握っても、ぜんぜん痛くない!9月下旬ころに熟すのが待ち遠しいです♪

【クリの実】
まだ青くて小さいクリのイガ。トゲが柔らかいので、握っても、ぜんぜん痛くない!9月下旬ころに熟すのが待ち遠しいです♪

【クスサンのまゆ】クスサンというガのさなぎが入っていたまゆ。別名をスカシダワラといって、網目の模様がとってもきれい。ガのまゆとは思えません。

【クスサンのまゆ】
クスサンというガのさなぎが入っていたまゆ。別名をスカシダワラといって、網目の模様がとってもきれい。ガのまゆとは思えません。

【アブラチャンの実】青い実を2つに割ると、レモンに似たさわやかな香りが!この木は、実も葉も枝も、とってもいい匂いがするのですよ。

【アブラチャンの実】
青い実を2つに割ると、レモンに似たさわやかな香りが!この木は、実も葉も枝も、とってもいい匂いがするのですよ。

【ツリフネソウ】鮮やかな濃いピンク色の花がとってもきれい。花の先がくるっと曲がり、その中には蜜が入っていて、かじるとほんのり甘い!

【ツリフネソウ】
鮮やかな濃いピンク色の花がとってもきれい。花の先がくるっと曲がり、その中には蜜が入っていて、かじるとほんのり甘い!

【ヤマジノホトトギス】花びらの斑点が、野鳥のホトトギスのおなかの模様に似ていることが名の由来に。茶花や生け花でも人気の花です。

【ヤマジノホトトギス】
花びらの斑点が、野鳥のホトトギスのおなかの模様に似ていることが名の由来に。茶花や生け花でも人気の花です。

【シリアゲ】いつもお尻をくるりと上にあげているから、この名がつきました。口が長い顔も、よく見ると宇宙人みたい。姿も名前もインパクトのある昆虫です。

【シリアゲ】
いつもお尻をくるりと上にあげているから、この名がつきました。口が長い顔も、よく見ると宇宙人みたい。姿も名前もインパクトのある昆虫です。

どんぐりコラム 五感を養うことが自然環境保護の第一歩

身近な環境の変化や暮らしの中の「気づき」を記録しておきましょう。

街で暮らす私たちは、五感を使わずに過ごしていることが多いといわれています。自然の中や毎日の暮らしの中で「視覚(目)」・「聴覚(耳)」・「嗅覚(鼻)」・「味覚(口)」・「触覚(手)」といった感覚機能を使い、印象に残ったことをメモやイラストとして記録すると、身近な環境の変化や日々の暮らし方について『気づく』ことができます。

温暖化はもちろん、ゲリラ豪雨や大規模な台風など、異常気象が続く昨今。一人ひとりの意識が地球や自然を守ります。夏休みの絵日記のように、ぜひ「暮らしのものがたり」を作ってみてください。

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森での学びを持ち帰り身近な環境保全に取り組もう。

地球温暖化や環境保全について、五感を存分に使いながら学んだ夏のスクール。最後は、たくさんの学びを得た東京ガスの森で記念撮影をしてお別れです。

たくさんの学びを得た森と記念撮影です。

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どんぐりマスター

どんぐりマスター授賞式

今回は4名のどんぐりマスターが誕生しました。春、夏、秋とすべてのスクールに参加された方や足掛け5年をかけて見事どんぐりマスターになられた方も。この森で育ったヒノキの間伐材でつくったスプーン&フォークセットが贈られました。この体験型プログラムをきっかけに職場やお家でも率先して声をかけ、環境保全活動のリーダーとして、またこの森にきてくれることを楽しみに待っています。

「どんぐりマスター」おめでとうございます!

どんぐりマスターとは?

オリジナルバッジ

どんぐりスクールでは、毎回、参加者のみなさまへオリジナルバッジを差し上げています。このオリジナルバッジを3種類、集めると「どんぐりマスター」として表彰されます。みなさんもぜひ、どんぐりマスターを目指してください。

スプーン&フォーク

どんぐりマスターになるとスプーン&フォークが贈られます。
長野・東京ガスの森の間伐材で作ったもので、無垢の木の香りや質感が楽しめます。

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