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プレスリリース

「学校における省エネ教育プログラム」の実証校募集開始について
~最先端の環境教育プログラムへの参加者を1500名募集~

東京ガス株式会社
株式会社住環境計画研究所
平成30年7月18日

 

東京ガス株式会社(代表取締役社長:内田 高史、以下「東京ガス」)と株式会社住環境計画研究所(代表取締役会長:中上 英俊、以下「住環境計画研究所」)は、昨年度よりスタートした「学校における省エネ教育プログラム」(以下「本プログラム」)の2019年度実証校募集を、本日より開始します。なお、今年度については、中学校・高等学校に加え、小学校の実証校募集も行います。

東京ガスと住環境計画研究所は、環境省の実施する「低炭素型の行動変容を促す情報発信(ナッジ*1)等による家庭等の自発的対策推進事業*2」の一環である「生活者・事業所・地域社会の『三方良し』を実現する日本版ナッジモデルの構築」に共同参画し、プログラムの開発および実施をサポートしています。

本プログラムは、アクティブラーニングの視点を念頭においた「主体的・対話的・深い学び」を行動科学などの先進的な知見を用いながら、学校教育に容易に導入できるように開発されています。生徒が自ら実感・体感するだけでなく、各家庭での電気・ガス・水道メーターの読み取り値や、取り組んだ省エネ行動の成果を記入する「行動プランシート」の内容などから、教育による省エネ効果を定量的かつ定性的に評価できることが特徴です。

本プログラムは、今後の環境教育の推進方法を検討する上で重要な位置づけになることが期待できます。

東京ガスと住環境計画研究所は、今後とも、省エネ行動の普及活動により、家庭でのCO2削減を推進してまいります。

*1 ナッジ: (英語nudge)「ひじで軽く突く、そっと後押しする」という意味で、人々が自発的に望ましい行動を選択するよう促す仕掛けや手法を示す用語。
2017年には、シカゴ大学のリチャード・セイラー博士がナッジ理論でノーベル経済学賞を受賞しています。
*2 環境省が2017年度から2021年度まで段階的に実施を予定している事業。
環境省ホームページ:https://www.env.go.jp/press/105325.html

募集概要

1. 募集期間:2018年7月18日(水)~2019年8月31日(金)
  ※既定の応募数に達した時点で、応募を締め切らせていただきます。
2. 募集対象:全国の小学校(4~6年生)・中学校・高等学校(全学年)の生徒(全体で1,500名程度募集)
3. 実証期間
  下記期間のうち、約4~6週間(記入済行動プランシート回収までを含む)
(1)2019年5月13日(月)~2019年7月31日(水)
(2)2019年8月26日(月)~2019年11月30日(土)
※夏休み期間は実証事業の対象外とするため、(1)もしくは(2)内で授業が完結するものとします。
4. 応募条件
  (1)本教育プログラムの授業4~6時間分の実践が可能なこと(別紙1・2参照)
  • 中学校、高等学校 短縮版 4時間授業
  • 小学校標準版 6時間授業
  (2)実践する授業で生徒が作成する下記資料の提出が可能なこと
  • 省エネ博士からの挑戦状
  • メーター記録シート
  • 選択授業行動プランシート
  • 新聞制作課題
  • 実践授業の様子を撮影した写真(2~3枚)
  • アンケート(先生が記入)の提出(予定)。
※授業に必要な教材などは、事務局より支給(無償)します。
5. 応募に関する問い合わせ先
  「学校における省エネ教育プログラム」運営事務局(ロケーションリサーチ内)
住所:〒104-0033 東京都中央区新川2-6-2
電話:03-5244-9484(平日10:00~17:00以外は留守番電話対応)
FAX:03-5244-9484 E-mail:sawai@location-research.co.jp
担当:粟井(あわい)

別紙1

中高生 短縮版 プログラムの内容(教師用解説書から抜粋)

学習の流れ

別紙2

小学生 標準版 プログラムの内容(案)

学習の流れ

※ここに提示したものは、昨年度の中高生で実施したプログラム内容となります。授業の流れは変わらないものの、プログラム詳細は変更となりますのでご了承ください。

以上

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