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プレスリリース

「学校における省エネ教育プログラム」の開発および
2018年度実証校の募集開始について

東京ガス株式会社
株式会社住環境計画研究所
平成29年11月2日

 

東京ガス株式会社(代表取締役社長:広瀬 道明、以下「東京ガス」)と株式会社住環境計画研究所(代表取締役会長:中上 英俊、以下「住環境計画研究所」)は、「学校における省エネ教育プログラム」(以下「本プログラム」)を共同で開発し、2018年度実証校の募集を本日より開始します。

東京ガスと住環境計画研究所は、環境省が実施している「低炭素型の行動変容を促す情報発信(ナッジ*1)による家庭等の自発的対策推進事業*2」の一環である「生活者・事業所・地域社会の『三方良し』を実現する日本版ナッジモデルの構築」に参画しています。その取り組みとして、本プログラムを開発し、今後、各年度の環境省事業の実施を前提に、小学校・中学校・高等学校・大学において本プログラムを活用する計画です。2018年度は中学校・高等学校での教育効果を検証するため、このたび、その実証校を募集します。

本プログラムは、学習者が「主体的・対話的・深い学び」を習得できるアクティブ・ラーニングおよび行動科学などの先進的な知見を用いながら、学校教育に容易に導入できるように開発されています。生徒が自ら実感・体感するだけでなく、各家庭での電気・ガス・水道メーターの読み取り値や、取り組んだ省エネ行動の成果を記入する「行動プランシート」の内容などから、教育による省エネ効果を定性的かつ定量的に評価することが特徴です。我が国においては新しい取り組みであり、今後の環境教育の推進方法を検討する上で重要な位置づけになることが期待できます。

東京ガスと住環境計画研究所は、今後とも、省エネ行動の普及活動により、家庭でのCO2削減を推進してまいります。

*1 ナッジ: (英語nudge)「ひじで軽く突く、そっと後押しする」という意味で、人々が自発的に望ましい行動を選択するよう促す仕掛けや手法を示す用語。
*2 環境省が2017年度から2021年度まで段階的に実施を予定している事業。
環境省ホームページ:http://www.env.go.jp/press/103926.html

募集概要

1. 募集期間:2017年11月~2018年8月
※既定の応募数に達した時点で締め切らせて頂きます。
2. 募集対象:全国の中学校・高等学校の生徒(全体で1,500名程度)
3. 実証期間
次の期間のうち、約6週間(記入済行動プランシート回収までを含む)
(1)2018年5月14日(月)~2018年7月31日(火)
(2)2018年8月27日(月)~2018年11月30日(金)
※夏休み期間は実証事業の対象外とするため、(1)もしくは(2)内で授業が完結するものとします。
4. 応募条件
(1)本教育プログラムの授業5時間分の実践(別紙1参照)
(2)実践する授業で生徒が作成する資料の提出(省エネ博士からの挑戦状/エネルギーデータ報告
シート、選択授業行動プランシート、新聞制作課題)
※実践授業の様子を撮影した写真(2~3枚)、アンケート(先生が記入)の提出(予定)。
※授業に必要な教材などは、事務局より支給(無償)します。
5. 応募に関する問い合わせおよび検討申込書の送付先
「今日からはじめる省エネ行動」運営事務局(ロケーションリサーチ内)
住所:〒104-0033 東京都中央区新川2-6-2
電話:03-5244-9484(平日10:00~17:00以外は留守番電話対応)
FAX:03-5244-9484 E-mail:sawai@location-research.co.jp
担当:粟井(あわい)

別紙1

プログラムの内容(生徒用ワークブックから抜粋)

以上

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