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エネルギー設備の最適運転計画立案ソフト「オプトパス」の開発および
コンサルティングサービスの開始について

東京ガス株式会社
平成29年9月29日
広報部

 

東京ガス株式会社(社長:広瀬 道明、以下「東京ガス」)は、地域冷暖房など大規模なエネルギー設備において、年間を通じた最適運転計画を自動で作成するソフト(以下「本ソフト」)を開発し、本ソフトを用いたコンサルティングサービスを開始しました。エネルギー需要とエネルギー契約や一次エネルギー消費量・CO2排出量といった制約条件を満たした年間全体で最適となる運転計画を立案できるソフトの開発は、世界で初めてとなります。

本ソフトは、エネルギー需要データ、電気料金などの電力契約情報、ガス料金などのガス契約情報、省エネ法などの環境規制情報および使用機器関連情報を入力することで、年間全体で最適となる各機器の運転計画を月毎・曜日毎および時刻毎に提示します。また、料金等の入力条件を変化させシミュレーションすることで、年間ランニングコストが最小となる運転計画を含めた料金契約やメンテナンス期間を提示することも可能です。これにより、年間のランニングコストを数百万円から数千万円程度削減することが可能となります。

また、東京ガスは本ソフトを活用し、地域冷暖房センターなど大規模需要家向けにコンサルティングサービス(以下「本サービス」)を開始しました。本サービスは、これまでのお客さまの運転実績と、お客さまのエネルギー需要データ等を用いて本ソフトで得られた最適運転計画の年間ランニングコストを比較し、運転の改善ポイントとコスト削減効果を定量的に提示いたします。合わせて各機器の実績効率を提示するなど、エネルギー診断も行います。エネルギー設備の運用改善や最適設計支援のコンサルティングをエネルギーマネジメントサービスとしてお客さまに提供することで、お客さま先でのコスト削減やCO2削減に貢献します。

東京ガスは、今後もお客さまが快適に省エネを実現できる商品やサービスの開発や提案を進めてまいります。


<オプトパスのイメージ図>

以上

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