※本件は、東京ガスグループの東京ガスリキッドホールディングスおよび東京ガスエネルギーによるリリースです。
東京ガスリキッドホールディングス株式会社 東京ガスエネルギー株式会社 平成29年8月28日
東京ガスリキッドホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:村関 不三夫、以下「リキッドHD」)および東京ガスエネルギー株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小宮 健司、以下「東京ガスエネルギー」)の両社は、本日、LPガス緊急保安業務*1に係る技術レベルの高度化を目的とした研修施設「ガスクル緊急保安研修センター」(以下「本研修センター」)を設立し、2017年8月29日より、研修を開始することとしました。
経済産業省が毎年策定している「液化石油ガス販売事業者等保安対策指針」の中でも、「自主保安活動の推進」「事故防止対策」等が重点課題として設定され、LPガス事業者においては、さらなる「自主保安の高度化」および「お客さまの保安の確保」等が求められています。
本研修センターは、LPガスを実際にご使用頂いている現場を想定して各種訓練を実施する施設で、緊急保安業務スキルの向上を目指すLPガス事業者の方々にも広く開放することを想定して、リキッドHDおよび東京ガスエネルギーが設立したものです。研修設備、教育マニュアルおよび研修カリキュラム等については、東京ガス株式会社の緊急保安部による監修を受けて整備しており、同社の都市ガスにおける緊急保安業務を担務している「ガスライト24*2」と同水準の緊急保安業務スキルを有したLPガス緊急保安エキスパートの養成を目指します。
なお、リキッドHDは、アストモスエネルギー株式会社と2016年10月に「LPガスに係る包括的アライアンスに関する基本合意書」を締結し、「高い保安レベル・競争力のある物流網を備えたサービスネットワークを両社グループで構築(幅広くLPガス事業者に開放)」することを検討していますが、本研修センターは、その一環として、リキッドHDと東京ガスエネルギーが設立したものです。
リキッドHDおよび東京ガスエネルギーは、より安全に、かつ安心してLPガスをご利用いただくために、高度な緊急保安技術を発揮し様々な現場の状況に的確に対応することで、お客さまから信頼いただける緊急保安ネットワークの普及を目指してまいります。