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都市生活レポート「賃貸住宅に住む単身者の暮らし
~住まいの現状とライフスタイル~」を発行

東京ガス株式会社
平成27年6月23日
広報部

 

東京ガス株式会社(社長:広瀬 道明)都市生活研究所は、このたび都市生活レポート「賃貸住宅に住む単身者の暮らし~住まいの現状とライフスタイル~」を発行しました。

「単身世帯」は、「夫婦と子」の世帯数を超え、現在最も多い世帯の形となっています。そこで、都市生活研究所では単身者研究の一環として、単身者のマンション購入に焦点を当て、2015年1月に都市生活レポート「単身者のマンション購入と暮らし」にまとめました。このレポートでは、単身でマンションを購入し居住している単身者を性別、年代、年収という軸で分析することにより、マンション購入に関する実態と意識をまとめるとともに、そのライフスタイルや、今後の暮らしについての考えが明らかになりました。

しかしながら、単身者の住宅は賃貸アパートや賃貸マンションが多数を占めているのが現状です。そこで、今回の調査では単身者の多数を占める「賃貸住宅に住む単身者」に着目し、「住まいの現状とニーズ」「住まい選びの重視点」「ライフスタイル」「今後の住まいと暮らし」について、その実態と意識を明らかにしました。

都市生活研究所は、1986年に社内シンクタンクとして設立されて以来、生活者の立場から食生活や入浴、家事、室内環境など、エネルギー利用に関わる暮らしのあり方を考え、研究・発信をおこなっています。

都市生活レポート「賃貸住宅に住む単身者の暮らし~住まいの現状とライフスタイル~」はホームページより、ダウンロードが可能です。
 http://www.toshiken.com/report/life25.html

今回の調査結果のポイント

■住まいの現状とニーズ

  • 住宅の種類は、アパート(木造・鉄骨)とマンション(鉄筋コンクリート)がほぼ半々であり、合計9割以上。間取りは過半数がワンルーム~1K。20代では7割以上を占める。
  • キッチンの不満TOP3は、「調理台・キッチンの広さ(狭さ)」「家電製品の置き場」。理想のキッチンは、「L型キッチン」「3口グリル付」「ビルトインコンロ」。
  • 浴槽は、半数以上が「浴槽+洗い場」タイプ。3点式ユニットバス(浴槽、洗面台、トイレが一緒)は2割弱。浴槽の不満TOP3は、「広さ(狭さ)」「カビ」「浴槽の大きさ」。
  • 寝室はリビングと兼用が7割以上。ベッドが約6割だが、男性40~50代では布団派が過半数。

■住まい選びの重視点

  • 住まい選びの重視点は「住居費」「立地・環境」「トイレ独立」が上位。「浴槽」「コンロ」などの設備も重視している。
  • 女性は、住まい選びの重視ポイントが多い。特にキッチン設備、収納は重要。(※1)
(※1)住まい選びの重視点【全体上位20項目】(重要+やや重要)

■ライフスタイル

  • 夕食を週3回以上自炊する人は、男性約4割、女性約6割。
  • お弁当は、20~30代女性の2割以上が週5回以上作る。20~30代男性も約2割が週1回以上お弁当を作っている。
  • 「節約」を意識して料理やお弁当作りに取り組む人が多い。また、「本当は、もっと料理にこだわりたい」人も多い。(※2)
  • シャワー入浴中心の人が多いが、浴槽浴も行われており、夏季でも約4割は週1回以上お湯につかる。
  • 入浴を「シャワーだけでよい」と考える人は少ない。特に女性は「本当はお湯につかりたい」。
  • 洗濯は週1~2回。「休日の朝1回+平日の夜1回」が多い。約半数はリビングに干している。(※3)
(※2)食意識(あてはまる+ややあてはまる) (※3)洗濯物の乾かし方

■今後の住まいと暮らし

  • 「賃貸・集合」への住み替え希望が約7割。ひとり暮らしでの住宅購入を考える人は3割程度。
  • シェアハウスへの意向は20代で高め。リフォームやリノベーションに興味があるのは20~30代女性。
  • 「身の丈に合った生活」を約8割が望む。女性は特に、「家のことを楽しむ暮らし」を希望。

調査概要(回答者属性)

■定量調査

調査時期 2014年6月
調査方法 インターネット調査
調査対象 一都三県(東京、神奈川、千葉、埼玉)在住 20~59歳 単身社会人男女 1,186名
  • 賃貸住宅にひとり暮らし
  • 未婚(結婚歴なし)
  • 学生、無職は除く
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