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2015年度「東京ガス環境おうえん基金」助成先の決定について

東京ガス株式会社
公益財団法人日本環境協会
平成27年4月23日

 

東京ガス株式会社(東京都港区、社長:広瀬 道明、以下「東京ガス」)と公益財団法人日本環境協会(東京都中央区、理事長:森嶌 昭夫、以下「日本環境協会」)は、このたび「東京ガス環境おうえん基金(以下「本基金」)」の助成先を決定しました。

2007年12月に本基金を設立してから8回目の助成となる今回は、2014年12月1日から2015年1月15日まで募集を行い、41団体からの応募がありました。これらの応募案件について、有識者を含む選考委員会において、活動の「必要性」「内容の妥当性」「効果」「発展性」「公益性」や、「参加者の広がり」「活動の実施可能性」「団体の適格性」「組織の活動推進能力」などについて厳正な審査を行った結果、環境配慮型ライフスタイルの普及や環境教育支援等を行う18団体(助成総額1,000万円)が助成先に決定しました。内訳は、継続して取り組んできた活動を対象とした「パワーアップおうえん助成」の助成先が16団体(助成総額870万円)、新たに取り組む活動を対象とした「スタートアップおうえん助成」の助成先が2団体(助成総額130万円)です。助成先はいずれも、地域や地球の環境保全、環境教育活動に積極的かつ継続的に取り組む非営利の民間団体です。詳細は別紙をご参照ください。

本基金は、2007年9月13日に東京ガスのお客さま件数が1,000万件を達成したことを記念する事業として、同年12月25日に東京ガスが日本環境協会に助成金を寄付することで設立されました。広く地域社会に感謝の意を表すとともに、東京ガスの経営理念「環境に優しい都市づくり」および企業行動理念「環境経営トップランナーとして、地球環境問題の改善に貢献する」の趣旨に基づき、地域や地球の環境保全、環境教育・意識啓発活動への支援を行い、地域や地球の環境問題解決と持続可能な社会実現に貢献することを目的としています。本基金は、2017年度まで毎年継続して公募を行い、年間総額1,000万円の助成を実施する予定です。

2015年度「東京ガス環境おうえん基金」助成先

(掲載は団体名順、団体名・活動内容は応募内容を掲載)

【パワーアップおうえん】16件(助成総額870万円) 応募数:32件
団体名(所在地) 活動内容 助成額
(万円)
特定非営利活動法人
海辺つくり研究会
(神奈川県)
<継続助成(3年目)>
夢ワカメ・ワークショップ
海域の浄化や生態系の保全、利用を行う里海保全活動を広めるため、みなとみらいの臨港パーク内にて、市民の手でワカメの育成を行う。また、海藻を育成することで、生物の産卵場や隠れ場所を確保し、生態系の回復を目指す。
69
運河を美しくする会
(東京都)
<継続助成(2年目)>
カニ護岸整備による生き物の棲み処再生
地域住民や地元小学校と協力して、芝浦アイランド南地区西側護岸の潮だまりの整備を行い、生き物が棲める環境に再生する。回復状況のモニタリングを行うとともに、市民向けの環境学習会、小学校の環境授業を実施する。
58
境川クリーンアップ作戦
(東京都・神奈川県)
<継続助成(2年目)>
境川クリーンアップ作戦
町田市・相模原市の市民が協力して、境川流域の清掃活動を行う。また、クリーンアップ作戦の成果報告と、同様の取り組みをしている団体などとの交流を目的としたシンポジウムを開催する。
15
特定非営利活動法人
三番瀬環境市民センター
(千葉県)
「塩浜の体験塾」三番瀬の未来の担い手を育てる体験学習の実施
直立護岸で囲まれて市民が触れられない海となった三番瀬を地元市民が親しみ、再生の原動力にするため、かつて市川の海岸線にあった塩田、ヨシ原、ハス田、アマモ場を題材にした市川でしかできない体験にこだわった環境学習を実施する。
72
特定非営利活動法人
自然環境アカデミー
(東京都)
里山保全活動と生物相の変化に関するモニタリング
2013年4月から続けてきた八王子滝山里山保全地域の里山復元活動による生物相の変化について、市民参加による調査を実施する。調査によって保全活動の効果を具体的にし、今後の保全活動へのアプローチに反映させる。
100
湘南・省エネネットワーキング
(神奈川)
家庭での省エネを地域で取組む低炭素社会づくり
湘南地域の市民を対象に、太陽光発電、LED照明、スマートハウスといった省エネルギー、低炭素社会づくりに役立つ情報を発信する講義を実施する。また、参加した市民から、省エネの取組状況について報告してもらい、それを取りまとめた報告会を開催する。
28
特定非営利活動法人
しろい環境塾
(千葉県)
学びと体験の里山学校
子ども達に、植物や虫の観察、稲作といった、里地里山での体験を通じて、現在の里地里山の自然環境が直面している環境問題を知る機会を提供する。
63
特定非営利活動法人
竹もりの里
(千葉県)
放置竹林問題を解決するための竹炭シンポジウム開催
放置竹林問題を解決するために、竹林の有効活用の事例収集や各主体間の情報交換、連携を目的とするシンポジウムを東京、茨城、山梨の3か所で開催し、竹林の有効活用策を検討する。
75
特定非営利活動法人
多摩川塾
(東京都)
<継続助成(3年目)>
児童と教師の自然体験塾とエネルギー・環境シンポの開催
多摩川を教育河川として活用してもらうため、小学校教師を対象に河川での動植物の観察や、安全指導に関する自然体験環境講座と、多摩川流域住民を対象にした「エネルギー・環境子どもワークショップ」を開催する。また、活動の成果を基に、環境学習教材「子どもたちとつくろう!魚の産卵床」を制作する。
78
公益財団法人
日本自然保護協会
(東京都)
自然しらべ2015 海
市民が各々の身近にある海辺の様子を調べたデータを収集し、各地の海の特徴や、海の変化を取りまとめる。調査の質を高めるため、調査マニュアルを作り配布するとともに、東京、神奈川、群馬、茨城では、調査のための研修会を実施する。
80
野川(世田谷区部)の多自然川づくりを考える連絡会
(東京都)
野川の多自然川づくり
世田谷区内の野川沿岸の外来植物除去などの管理作業や、鳥の営巣用の盛り土、水路の点検といった環境配慮施設の管理作業を行う。また、地域住民を集め、野川について考えるシンポジウムを開催する。
52
特定非営利活動法人
東大和ごみレスくらぶ
(東京都)
<継続助成(2年目)>
ごみ減量・リサイクル事業の一環としてのガラス食器回収、リサイクル事業
家庭用ガラス食器のリサイクル・リユースを行い、地域のごみ減量化と再利用を促す。今年度は、ガラス製食器の回収・リサイクル事業を一般化するためガラス製食器の処理方法の確立を目指す。
75
特定非営利活動法人
みどり環境ネットワーク
(東京都)
夏の夜の公園探検! ~身近な生き物たちの夜の姿に迫ろう~
親子で楽しみながら自然環境への興味を高めてもらうため、セミの羽化を取り上げた紙芝居の上演をする。実際に公園でセミ穴探しをしたり、夜間の森とセミの羽化観察会を開催する。
20
特定非営利活動法人
谷田武西の原っぱと森の会
(千葉県)
牧の植生を伝える里山の生物多様性の保全活動
以前、不法投棄の問題があった里山を保全するため、ごみの撤去や草刈りなどを行う。また、地域住民を対象に、里山の植物、昆虫、野鳥などをテーマとする観察会を5回開催する。
30
特定非営利活動法人
横浜カーフリーデー実行委員会
(神奈川県)
横浜カーフリーデー
横浜市において車と地球環境問題を考え、車よりも人・自転車・憩いの空間を優先する都市を人々に体験してもらうカーフリーデーを実施する。
30
龍ヶ崎バードウォッチングクラブ
(茨城県)
「龍ヶ崎の野鳥を調べる。10年間の調査報告書」発刊について
龍ヶ崎市内を77メッシュに分割し、10年間毎月継続して実施してきた鳥類調査の記録を基に、市内に生息する鳥の種類や個体数の変化、季節ごとの生態をまとめた報告書を作成する。また、バードフェスティバルにおいて調査報告を行う。
25
【スタートアップおうえん】2件(助成総額130万円) 応募数:9件
団体名(所在地) 活動内容 助成額
(万円)
全国大学生環境活動コンテスト実行委員会
(東京都)
学生環境活動活性化のためのイベントの企画・実施
学生と環境NGOのネットワーク構築を目的に、「環境に興味がある人ならだれでも楽しく参加できる」をテーマとした、森林などの自然環境の中を舞台にする「森コン」と、市街地などの都市環境を舞台にする「ごみコン」を開催する。
63
手づくり公園まさごの会
(千葉県)
手づくり公園による子ども達、地域住民の環境保全意識ライフスタイルの確立
長年放置されていた公園予定地を、住民の手で整備し、地域住民の環境教育の場とする。今年度はビオトープ池の整備を実施する。
67
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