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住友林業の戸建注文住宅「Green Smart」
停電時発電継続機能を内蔵した「エネファーム」新製品を採用

 

住友林業株式会社
東京ガス株式会社
平成27年2月13日

 

住友林業株式会社(社長:市川 晃、以下「住友林業」)は、東京ガス株式会社(社長:広瀬 道明、以下「東京ガス」)のガス供給区域において、東京ガスが販売する戸建向け家庭用燃料電池「エネファーム」(以下「エネファーム」)を導入する新築戸建注文住宅「Green Smart(グリーン スマート)」に、2015年4月1日発売予定の新製品である停電時発電継続機能付き「エネファーム」を採用します。導入物件すべてに停電時発電継続機能付き「エネファーム」を採用するのは、住宅業界では初めてとなります。
なお、住友林業は、東京ガスの供給区域において、停電時発電継続機能付き「エネファーム」を導入した「Green Smart」を、2015年度に約1,200棟以上供給することを目指します※1

「エネファーム」は省エネ・省CO2といった地球環境への配慮に加え、防災の観点からも社会的ニーズの高まっている分散型エネル
ギーシステムです。停電時発電継続機能付き「エネファーム」を導入することで、停電発生時点で「エネファーム」が発電している場合には、500W以下の電力を最長4日間(96時間)、停電時使用可能コンセントを通じて電気スタンド、テレビ、携帯電話の充電などに利用することが可能となり、停電時に給湯や床暖房を使用することもできます※2

住友林業は、これまでも「Green Smart」において、「エネファーム」や太陽光発電システムなどの環境配慮機器をお客様のご要望にあわせて提案してまいりました。このたび、東日本大震災以降のお客様の防災や省エネに対する意識の高まりを受け、「エネファーム」を導入する物件のすべてに停電時発電継続機能付き「エネファーム」を採用することにいたしました。住友林業は、今後も、「住友林業の家」の持つ木の家の心地よさ、太陽・風・植栽の緑といった自然エネルギーを住まいに取り込む涼温房の設計はそのままに、最新の環境配慮機器を搭載することで、さらなる安心・安全の住まいの実現を目指します。

東京ガスは、今後も「エネファーム」の普及を通じて、お客さまの快適な暮らしと地球環境の保全、電力ピークカットなどに貢献してまいります。

商品外観

一体型※3 別置型※3

住友林業「Green Smart」について

「Green Smart」は、住友林業のイメージカラーの「Green」と、スマートハウスの「Smart」を合わせ、同社の環境配慮機器を搭載した住宅の総称です。「(1)「木」の家であること、(2)エネルギー消費を減らすこと、(3)エネルギーを賢く活かすこと」の3つをコンセプトとし、従前より環境配慮機器搭載住宅として取り組んできた「Smart Solabo(スマート ソラボ)」をさらに進化させ、“暮らしの環境”と“地球環境”を大切にする住まいとして2014年2月に発売いたしました。
断熱部材の強化、アルゴンガス入りLow-E複層ガラスの採用により、住まいの断熱性能を高めており、太陽光発電システム、「エネファーム」、家庭用蓄電池システム、HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)、V2H(Vehicle to Homes)システム※4等お客様のライフスタイル、要望に合わせて組み合わせた提案が可能です。2020年度から始まる「省エネ基準適合化住宅の義務化」を先取りした高い断熱性能を備え、再生可能な資源である木と先進技術を共存させたスマートハウスです。

東京ガス「エネファーム」について

「エネファーム」は都市ガスから取り出した水素を空気中の酸素と化学反応させて発電し、発電した電気は家庭内で利用します。その際に出る熱も給湯に利用します。電気をつくる場所と使う場所が同じであるため送電ロスがなく、また発電時に出る熱を無駄なく活用できる環境にやさしいシステムです。火力発電所からの電気と都市ガス給湯器からの給湯を行う方式と比べ、定格発電時にCO2排出量を約49%削減、一次エネルギー消費量を約37%削減できます※5。また、年間の光熱費を約6万円節約、年間のCO2排出量を約1.3トン削減できます※6

※1 2015年4月以降に「エネファーム」を設置する物件より順次導入を開始します。
※2
  • 停電時に「エネファーム」を発電させるには都市ガスと水道が供給状態であることが必要です。
  • 停電時自立起動オプション品と組み合わせれば、停電時にエネファームが発電停止していても、発電起動して電力を供給できます。
※3 これまで以上に様々な設置スペースに柔軟に対応するために、「バックアップ熱源機」を「貯湯ユニット」に内蔵しコンパクトに設置できる一体型と、「バックアップ熱源機」を「貯湯ユニット」から分離し様々な形状の敷地に設置いただける別置型の、2種類の貯湯ユニットを用意しました。
※4 電気自動車の蓄電池を家庭用の蓄電池として使うことを可能にしたシステムです。自動車に乗らない時は生活用の電力として使用することができ、万一の時の予備電源としても利用できます。
※5 定格運転時の発電量(0.70kWh)と熱回収量(1.01kWh/約35L・40℃)を、従来の火力発電所からの電気と、都市ガス給湯器からの給湯を行う方式でまかなった場合との比較です。
※6 試算条件は、下記のとおりです。
●戸建(延床面積 120m2)4人家族を想定。●年間負荷/給湯:14.7GJ、風呂保温:1.6GJ、調理:2.2GJ、冷房:8.3GJ、床暖房:9.0GJ、エアコン暖房:4.6GJ、照明他:17.9GJ。●CO2換算値/都市ガス:2.29kg-CO2/m3、電気:0.69kg-CO2/kWh。●一次エネルギー換算値/電気:9.76MJ/kWh、ガス:45MJ/m3。●ガス料金/従来システム:「暖らんぷらん」適用、エネファーム:「エネファームで発電エコぷらん」適用。●電気料金/従来システム、エネファームともに従量電灯B適用、契約アンペア40A。●ガス料金・電気料金は平成27年1月単位料金(原料・燃料費調整含む)
以上
 
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