三井不動産レジデンシャル株式会社(社長:藤林 清隆、以下「三井不動産レジデンシャル」)は、このたび、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県における東京ガス株式会社(社長:広瀬 道明、以下「東京ガス」)のガス供給区域において、これまでに供給してきた分譲済戸建「ファインコート」(対象:15,110戸)の居住者に家庭用燃料電池「エネファーム」の導入を促進することとしました。
三井不動産レジデンシャルは、2014年3月に地球環境貢献と社会貢献を推進するため、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県における東京ガスのガス供給区域において、自社が供給する新築分譲戸建「ファインコート」の全戸に、東京ガスが販売する「エネファーム」を標準採用することを決定しています。
三井不動産レジデンシャルは、環境に優しい「エネファーム」をこれまで自社が供給してきた分譲戸建にも導入促進することにより、さらなる環境負荷低減とエネルギー利用に配慮した上質な住まいの実現に努めてまいります。また、「エネファーム」は防災の観点からも社会的ニーズの高まっている分散型エネルギーとして、居住者のさらなる安心・安全な住まいの実現に貢献します。
東京ガスは、三井不動産レジデンシャルの取り組み趣旨に賛同し、「エネファーム」の販売に協力することで、今後も首都圏のエネルギー事業者として、分散型エネルギーシステムの普及・拡大と省エネ・省CO2の貢献に努めてまいります。
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商品外観 |
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【三井不動産レジデンシャル「ファインコート」について】
「一戸建てを、より利便性の高いエリアで、美しい街並みと、暮らしやすさを合わせて提供する」という都市型戸建住宅への想いとともに、三井の戸建「ファインコート」は1995年に誕生し、このたび20周年を迎えました。これまで、首都圏を中心に、約600物件を超える「街」、約10,000戸を超える「住まい」をお客様へ提供してきました※1。
※1:1995年~2013年3月首都圏(横浜支店・千葉支店物件含む)供給実績。宅地分譲を除く。
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<添付資料>東京ガス「エネファーム」について |
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概要 |
「エネファーム」は都市ガスから取り出した水素を空気中の酸素と化学反応させて発電し、発電した電気は家庭内で利用します。その際に出る熱も給湯に利用します。電気をつくる場所と使う場所が同じであるため送電ロスがなく、また発電時に出る熱を無駄なく活用できる環境に大変やさしいシステムです。火力発電所からの電気と都市ガス給湯器からの給湯を行なう方式※2と比べ、定格発電時にCO2排出量を約49%削減、一次エネルギー消費量を約37%削減できます※3。また、年間の光熱費を約5~6万円節約、年間のCO2排出量を約1.3トン削減できます※4。
※2:電気は火力発電所から供給し、熱は東京ガスが供給する都市ガスを使用する方式です。
※3:定格運転時の発電量(0.75kWh)と熱回収量(1.08kWh/約37L・40℃)を、従来の火力発電所からの電気と、都市ガス給湯器からの給湯を行なう方式でまかなった場合との比較です。
※4:試算条件は、下記のとおりです。
●一戸建(延床面積 120m2)4人家族を想定。●年間負荷/給湯:14.7GJ、風呂保温:1.6GJ、調理:2.2GJ、冷房:8.3GJ、床暖房:9.0GJ、エアコン暖房:4.6GJ、照明他:17.9GJ。●CO2換算値/都市ガス:2.29kg-CO2/m3、電気:0.69kg-CO2/kWh。●一次エネルギー換算値/電気:9.76MJ/kWh、ガス:45MJ/m3、給湯効率:80%。●ガス料金/従来システム:「暖らんぷらん」適用、エネファーム:「エネファームで発電エコぷらん」適用。●電気料金/従来システム、エネファームともに従量電灯B適用、契約アンペア40A。
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仕様概要 |
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