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節電実施時にガス機器をご使用になる時の換気のお願いについて

 

東京ガス株式会社
平成25年7月9日

 

日頃から、東京ガスをご利用いただき誠にありがとうございます。

節電に関して、東京ガスからお客さまへのお願いです。

現在の首都圏における電力供給の状況から、この夏には各ご家庭や職場で節電に取り組まれることと思います。節電を実施する中でも、ガス機器をご使用になる時には、換気扇やレンジフードを必ず作動させて十分な換気を行うようご注意をお願いいたします。十分な換気を行わずにご使用になった場合、一酸化炭素(CO)中毒の発生につながる恐れがあります。

弊社は昨年と今年6月に『換気に関する調査』を行っており、その結果によると、コンロのご使用に際して、「全く換気をしない」「換気をしないことが多い」と回答した方が昨年から2.9ポイント増えて15.4%であることが確認されました。「換気をしない」理由については、「節電のため」「電気代の節約」「冷暖房の効きが悪くなる」が、それぞれ昨年に比べ増加しております。

一方で、「換気をする」と回答された方の理由のなかで「一酸化炭素中毒を防ぐため」が33.9%と昨年から9.1ポイントも減少していることから、引き続き、安全面において換気が重要であることを伝える必要性が確認されました。

夏本番を迎えるこれからの時期、各ご家庭、職場では、冷房のため部屋を閉め切ることが多くなってまいります。そのような状況では、台所や厨房で小型湯沸器やガスコンロ等のガス機器をご使用になる時には十分に換気を行うことが必要です。

また、東日本大震災以降、お客さまの夏場における節電・節約に対する意識も高まっております。節電される中におきましても、お客さまの安全のため、下記の注意事項にご留意の上、十分な換気を行ってガス機器をご使用くださいますようお願いいたします。

弊社は、今後もお客さまに安心してガスをお使いいただけるよう努めてまいります。

何卒、ご協力くださいますよう重ねてお願いいたします。

1. 換気に注意が必要なガス機器

ガス機器の使用には新鮮な空気の供給が必要です。特に、ご家庭の台所など屋内に設置されている小型湯沸器およびガスコンロガスストーブ業務用厨房機器などをご使用になる場合は、十分な換気が必要ですのでご注意下さい。

2. ガス機器ご使用上の注意について

お客さまが節電のため、換気扇やレンジフードのスイッチを切り、換気設備を作動させないままガス機器をご使用になりますと新鮮な空気が供給されず、不完全燃焼により一酸化炭素が発生して中毒事故に繋がる恐れがあります。特に、小型湯沸器やガスコンロ、ガスストーブ、業務用厨房機器などの屋内に設置れたガス機器をご使用になる時は、必ず換気扇やレンジフードなどの換気設備を使用するなど換気を行うようお願いいたします。

また、安全に安心してガス機器をご使用いただくため、普段からガス機器のお手入れを行うようお願いいたします。

※浴室内に設置された「煙突式の風呂がま」をご使用される際には、隣接した台所などの換気扇を作動されると排気が逆流して中毒事故の原因になる恐れがありますので同時のご使用はお控え下さい。詳しくはガス機器の取扱説明書をご覧ください。

3. 万が一、停電が発生した時のガス機器ご使用上の注意について

停電中は換気扇やレンジフードの換気設備が作動しなくなります。特に、小型湯沸器やガスコンロ、業務用厨房機器をご使用になる場合は、長時間のご使用を避け、必ず窓を開けて十分な換気を行ってください。地下室等の窓のない部屋で換気ができない場合は、機器のご使用をお控えくださいますようお願いいたします。

また、夜間はガス機器がよく見えず操作を誤る場合がありますので、ご使用に際しては十分ご注意ください。

なお、ガスコンロの多くは乾電池を電源としておりますので、停電が発生した場合でもご使用いただくことが可能です。他のガス機器では、100V電源を使用している機器(風呂給湯器など)もあることから、停電により使用できないこともありますので、予めご留意くださいますようお願いいたします。

<家庭用> <業務用>
換気扇を回しましょう。 しっかり換気!

【別表】コンロの換気についての調査

(調査期間:2012年6月22日〜25日・サンプル数:566件/2013年6月14日〜15日・サンプル数:565件)

【別表】コンロの換気についての調査

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