東京ガス株式会社(社長:岡本 毅、以下東京ガス)都市生活研究所では、このたび、都市生活レポート「現代人の入浴事情2012」を発行しました。
都市生活研究所は、1986年社内シンクタンクとして設立されて以来、生活者の立場から食生活や入浴、家事、室内環境など、エネルギー利用に関わる暮らしのあり方を考え、研究をおこなっています。なかでも、「入浴」は近年、身体を清潔に保つ目的にとどまらず、バスタイムを楽しむ生活も一般的になっています。入浴剤やバスアロマグッズ、防水音楽プレーヤーや浴室テレビなど様々な商品も販売されています。
さらに、入浴の効果として美容や健康面も注目され、半身浴やミストサウナ浴などもとりいれられるようになっています。
今回、一都三県(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)にお住まいの15歳から69歳の男女約1200名にアンケート調査をおこないました。
|
|
今回の調査結果のポイント |
|
|
◆「お風呂に入ることが好き」と答えたのは80.9% |
◆「浴槽入浴」をするのは81.4% |
◆実感している効果として |
|
「浴槽入浴」では「体を温める」「リラックスする」「体の疲れをとる」 |
|
「シャワー入浴」では、「汗や体の汚れを落とす」「リフレッシュする」「目を覚ます」 |
|
◆「浴槽入浴」では、「よく眠れる」「体の痛み、肩こりなどを和らげる」「美容によい」効果を期待している |
◆10代は他の年代よりも入浴時間が長く、バスルームで歌や音楽を楽しんでいる |
|
「浴室滞在時間」(夏・平日)25.4分 |
|
「浴槽入浴」時に「歌を歌う」27.0%「音楽を聴く」16.0% |
|
|
|
|
|
調査概要 |
|
|
調査方法 |
: |
web調査 |
調査地域 |
: |
首都圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県) |
対象者 |
: |
15歳から69歳までの男女(性年代による均等割付)
|
サンプル数 |
: |
1193s |
調査期間 |
: |
2011年7月28日〜8月8日 |
|
|
調査項目 |
|
|
1.入浴に対する意識と実態 |
|
(1) |
入浴への好意度 |
|
(2) |
入浴スタイル |
|
(3) |
浴槽入浴・シャワー入浴の頻度 |
|
(4) |
浴室滞在時間とお湯につかる時間 |
|
(5) |
入浴の時間帯 |
|
(6) |
体・髪を洗う頻度 |
|
(7) |
入浴に関わる省エネ行動 |
2.浴槽入浴の意識と実態 |
|
(1) |
浴槽入浴の効果の実感と期待する効果 |
|
(2) |
浴槽のお湯の温度 |
|
(3) |
浴槽入浴での洗浄行為以外の行為 |
|
(4) |
半身浴の実施状況と実施理由 |
|
(5) |
入浴剤の使用状況と使用理由 |
|
(6) |
浴槽入浴時の行動パターン |
|
(7) |
洗面器の用途、浴槽のお湯の使い方 |
|
(8) |
浴槽のお湯の取り替え頻度 |
|
(9) |
残り湯の洗濯利用 |
3.シャワー入浴の意識と実態 |
|
(1) |
シャワー入浴の効果の実感と期待する効果 |
|
(2) |
浴槽につからない理由 |
|
(3) |
シャワー入浴での洗浄行為以外の行為 |
4.入浴とコミュニケーション |
|
(1) |
家族との入浴 |
|
(2) |
子どもの入浴実態 |
5.浴室の設備と掃除 |
|
(1) |
浴室に対する不満 |
|
(2) |
浴室機能・設備の保有率とニーズ |
|
(3) |
浴槽掃除の実態と意識 |
|