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2012年度「東京ガス環境おうえん基金」助成先の決定について

東京ガス株式会社
財団法人日本環境協会
平成24年4月19日
広報部

 

   東京ガス株式会社(東京都港区、社長:岡本毅、以下「東京ガス」)と財団法人日本環境協会(東京都港区、理事長:森嶌昭夫、以下「日本環境協会」)は、このたび「東京ガス環境おうえん基金(以下「本基金」)」の助成先を決定しました。

   2007年12月に本基金を設立してから5回目の助成となる今回は、2011年12月1日から2012年1月16日まで募集を行い、48団体からの応募がありました。これらの応募案件について、有識者を含む選考委員会において、活動の「必要性」「内容の妥当性」「効果」「発展性」「公益性」や、「参加者の広がり」「活動の実施可能性」「団体の適格性」「組織の活動推進能力」などについて厳正な審査を行った結果、環境配慮型ライフスタイルの普及や環境教育支援等を行う17団体(助成総額1,000万円)が助成先に決定しました。内訳は、継続して取り組んできた活動を対象とした「パワーアップおうえん助成」の助成先が13団体(助成総額722万円)、新たに取り組む活動を対象とした「スタートアップおうえん助成」の助成先が4団体(助成総額278万円)です。助成先はいずれも、地域や地球の環境保全、環境教育活動に積極的かつ継続的に取り組む非営利の民間団体です。詳細は別紙をご参照ください。

   本基金は、2007年9月13日に東京ガスのお客さま件数が1,000万件を達成したことを記念する事業として、同年12月25日に東京ガスが日本環境協会に助成金を寄付することで設立されました。広く地域社会に感謝の意を表すとともに、東京ガスの経営理念「環境に優しい都市づくり」および企業行動理念「環境経営トップランナーとして、地球環境問題の改善に貢献する」の趣旨に基づき、地域や地球の環境保全、環境教育・意識啓発活動への支援を行い、地域や地球の環境問題解決と持続可能な社会実現に貢献することを目的としています。本基金は、2017年度まで毎年継続して公募を行い、年間総額1,000万円の助成を実施する予定です。

2012年度「東京ガス環境おうえん基金」助成先

   (掲載は団体名五十音順、団体名・活動内容は応募内容を掲載)

【パワーアップおうえん】13件(助成総額722万円) 応募数:36件
団体名(所在地) 活動内容 助成額
(万円)
特定非営利活動法人
印旛野菜いかだの会
(千葉県)
印旛沼の絶滅危惧種水草再生と体験環境学習
千葉県中央博物館に保管されている水草と、印旛沼に休眠している水草の埋没種子を発芽させて再生いかだで育成する。絶滅危惧種の水草再生により生態系の安定を図るとともに、流域の小中学校の体験環境学習を行う。
93
特定非営利活動法人
雨岳文庫を活用する会
(神奈川県)
雨岳の里で自然にやさしい実学体験
東京農業大学と協力し、生態系に配慮した植物の栽培法、生物応用化学、栄養学などの講義と実作業による市民向け環境体験学習を実施する。
100
運河を美しくする会
(東京都)
<継続助成(3年目)>
my棲み処(ホウキ、バット)による芝浦運河の生き物の棲み処つくり
芝浦運河に竹ボウキとバットを活用した生き物の棲み処を造る。定期的に実施するモニタリング調査の機会に、地元小学校の環境学習に活用するほか、観察会等の環境学習を実施する。
80
川と水辺を楽しむプロジェクト
(東京都)
川と水辺&市民
石神井川の水辺を市民の学びと憩いの場所とするため、川の環境保全や水質のモニタリングと、石神井川のウォーキングマップ作製を行う。秋に、地域の住民を対象に「川を生かしたまちづくりシンポジウム」を開催する。
20
特定非営利活動法人
気象キャスターネットワーク
(東京都)
<継続助成(3年目)>
気象キャスターと有機農家による地球環境農園教室
気象キャスターと有機農家が協力して、有機農業による農作物栽培を通じた農業体験、気象・環境の実験、生態系の観察など、農業の実践と科学的な実験・観察を連携させた地球環境農園教室を埼玉県内で実施するほか、農園を地元小学校の環境活動の場として提供する。
36
ぐんま森林インストラクター会
(群馬県)
<継続助成(2年目)>
「やまを知り やまを楽しむ やまの案内人」養成講座23
市民に森林と親しんでもらうため、樹木の伐採や、野草観察など体験型の講座と、子ども向けに森林体験講座を開催する。また、森林インストラクターを目指す人たちに対して、インストラクター技術研鑽の場を提供する。
20
特定非営利活動法人
こども自然公園どろんこクラブ
(神奈川県)
私の街の野草ランキング 〜地域連動型の野草園プロジェクト
野草園の園路沿いに、横浜市に自生する植物を使った野生に近い形の野草園を作る。また、小・中学校や市民と協力して旭区内の植物分布調査を行い、自然観察・環境学習のための冊子を作製する。
75
境川クリーンアップ作戦
(東京都)
<継続助成(3年目)>
境川クリーンアップ作戦
町田市・相模原市の市民が協力し、境川流域の清掃活動を実施する。また、境川流域写真の展覧会や、クリーンアップ作戦成果の報告を行うシンポジウムを開催し、連携の輪を広げる。
15
公益財団法人
自然保護協会
(東京都)
<継続助成(2年目)>
自然しらべ2012 海辺で貝殻、をさがそう
一人ひとりが近所の自然を調べる自然の定期健康診断として実施される「自然しらべ」(2012年の調査対象は「貝殻」)の参加者拡大と調査の質の向上を目的として、首都圏において、調査の大切さや具体的な観察方法を市民に伝える研修会を開催する。
80
一般社団法人
シブカサ
(東京都)
<継続助成(2年目)>
シブカサ
渋谷区内の飲食店等と協力して、ビニール傘を無料で貸出し、ビニール傘のリユースを行う。傘に貼ったステッカーや、店舗置きのフライヤーを通じ、安易な使い捨てに対する注意を喚起し、エコ意識を高める。
66
つくバグ
(茨城県)
足下にいる虫なんの虫? 〜身近地域の虫を観てみよう
子どもを対象に、筑波大学構内とその周辺エリアで、生き物の生命活動や生物間の関わり、自然環境などについて昆虫採集を通じて学び発見する環境教育プログラムを実施する。
17
馬入水辺の楽校の会
(神奈川県)
馬入水辺の楽校における環境教育活動の普及活動
自然探索路に教材パネルや情報ボックスを設置し、市民が利用し易い環境活動の場づくりを行うとともに、エコアップ隊の活動を強化し、環境保全や環境教育を行う人材の育成を行う。
80
ふるさと清掃運動会実行委員会
(東京都)
東京湾岸大清掃作戦2012
東京湾岸沿いの海岸と東京湾に流入する河川の河川敷で、企業、市民、自治体が協力・参加する大規模な清掃を実施する。
40
【スタートアップおうえん】4件(助成総額278万円) 応募数:12件
団体名(所在地) 活動内容 助成額
(万円)
うちエコ!ごはん
(東京都)
「親子で取り組むエコアタック」推進活動 -CO2削減へのステップ家庭編
生活の中のゴミの減量や衣類の選び方など、取り組み易いエコ活動のポイントと、CO2の減量につながる具体的なアクションを、インターネット動画やイラスト小冊子、親子エコイベントを通じて提供する。
85
特定非営利活動法人
那須高原自然学校
(栃木県)
栃木県における環境教育普及促進活動
大学生を指導者とした子どもたちへの環境教育の仕組みづくりを目的とした指導者養成を実施する。プログラムでは、指導者の下で大学生が、幼児を対象とした「森のようちえん」と小中学生を対象にした「那須夏キャンプ」において実際に環境教育を行う。
73
三宅島海洋教室実行委員会
(東京都)
三宅島海洋自然体験事業
噴火による全島避難の影響で島の自然に親しむことのできなかった島の子供たちに体験を通じて島の自然に対する理解を深めてもらい、環境を守る心を育むことを目的とした環境教育を実施する。
86
守谷里山ネットワーク
(茨城県)
知るを楽しむ守谷里山
市民に身近に存在する豊かな自然と里山の実態を知ってもらうため、地元の高校と協力して「里山マップ」を作成し、自然観察会やウォーキングイベントを開催する。
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