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2011年度「東京ガス環境おうえん基金」助成事業の募集について

東京ガス株式会社
財団法人日本環境協会
平成22年11月10日

 

 東京ガス株式会社(東京都港区、社長:岡本毅、以下「東京ガス」)と財団法人日本環境協会(東京都中央区、理事長:森嶌昭夫、以下「日本環境協会」)は、「東京ガス環境おうえん基金」2011年度助成事業の対象団体の募集を12月10日(金)から開始いたします。
 本基金は、2007年9月に東京ガスのお客さま件数が1,000万件を達成した記念事業として、同年12月に、東京ガスが日本環境協会に助成金を寄付することで設立しました。広く地域社会に感謝の意を表すとともに、地域や地球の環境問題解決と持続可能な社会実現に貢献することを目的として、2008年度から毎年、子どもを対象にした環境教育や地域の環境保全の実践等、幅広い環境活動を支援してきました。今回は4回目の募集となります。

1.募集概要

(1) 募集期間:2010年12月10日(金)〜2011年1月14日(金)(消印有効)
(2)
助成枠の概要
1. 「スタートアップおうえん」
 対象団体:1年以上継続して環境保全活動に積極的に取り組んでいる団体
 対象活動:新たに取り組む地域に根差した環境活動
2. 「パワーアップおうえん」
 対象団体:2年以上継続して環境保全活動に積極的に取り組んでいる団体
 対象活動:2年以上継続して取り組んできた地域に根差した環境活動を、さらに発展・成長させる活動
※活動実績が2年以上ある団体においても、新たに取り組む環境活動は、「スタートアップおうえん」に該当します。
(3)
助成金額
1. 年間総額1,000万円
2. 1団体1活動当たりの助成金額は、100万円を上限とします。
(4)
助成対象となる活動
1. 活動期間:2011年4月1日(金)〜2012年3月31日(土)
2. 活動地域:東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、山梨県、長野県
3. 活動内容
下記a.b.の用件をいずれも満たすもの。
  a. 地域に根差した活動で次のいずれかに該当すること。
    (a)省エネルギーおよび再生可能エネルギー利用の推進に関する活動。
    (b)3Rの推進に関する活動。
    (c)生物多様性の保全に関する活動。
    (d)学校、幼稚園等に対する環境教育支援活動。
    (e)上記(a)〜(d)を目的とする市民への環境普及活動。
  b. 助成を受ける団体会員以外の一般市民の参加が得られ、活動の実施により環境保全や環境教育について周囲への啓発効果が十分期待できる活動であること。
(5)
助成対象団体
NPO法人、公益法人、法人格を持たない任意団体・グループ等の非営利の民間団体で、「スタートアップおうえん」では1年以上、「パワーアップおうえん」では2年以上、上述(4)2.の地域で継続して環境保全活動に積極的に取り組んでいる団体
(6)
助成の決定
1. 有識者を含めた選考委員会における書類審査により選考
2. 選考結果については、2011年3月中旬に通知予定
(7) 助成金の交付:2011年4月1日(金)を予定
(8)
応募に関するお問い合わせ先および申請書類の送付先
財団法人日本環境協会 東京ガス環境おうえん基金事務局
住所:〒103-0002 東京都中央区日本橋馬喰町1-4-16 馬喰町第一ビル9F
電話:03-5643-6262(受付対応:月〜金の10:00〜17:00(12:00〜13:00除く)、年末年始(12/27〜1/4)、祝日を除く)
FAX:03-5643-6250
E-mail:ooenkikin@japan.email.ne.jp
  ※ 募集要項については12月10日(金)に下記のホームページに掲載予定です。
  ホームページ: (東京ガス)http://www.tokyo-gas.co.jp/
(日本環境協会)http://www.jeas.or.jp/

2.「東京ガス環境おうえん基金」概要

(1) 基金設立の趣旨
本基金は、2007年9月に東京ガスのお客さま件数が1,000万件を達成した記念事業として、同年12月に東京ガスが日本環境協会に助成金を寄付することで設立されました。広く地域社会に感謝の意を表すとともに、東京ガスの経営理念「環境に優しい都市づくり」および企業行動理念「環境経営トップランナーとして、地球環境問題の改善に貢献する」の趣旨に基づき、地域や地球の環境保全、環境教育・意識啓発活動への支援を行い、地域や地球の環境問題解決と持続可能な社会実現に貢献することを目的としています。助成金交付事業は、公平性、透明性を確保するため、公益法人である日本環境協会が行います。
(2) 設立日:2007年12月25日(火)
(3) 基金運営主体:日本環境協会 東京ガス環境おうえん基金事務局
(4)
基金の使途: 地域や地球の環境保全、環境教育・意識啓発活動に積極的かつ継続的に取り組む非営利の民間団体の環境保全活動に対して助成金を交付
(5)
助成金額:年間総額1,000万円

参考

2010年度「東京ガス環境おうえん基金」助成先
(掲載は団体名順、団体名・活動内容は応募内容を掲載)
【パワーアップおうえん】10件(助成総額659万円) 応募数:37件
団体名(所在地) 活動内容 助成額
(万円)
特定非営利活動法人
アクト川崎

(神奈川)
自然エネルギ-普及・啓発および導入促進活動
市民を対象にした、「地球温暖化問題」「自然エネルギーの導入」等の講演会・勉強会の実施や、自然エネルギー施設の見学会を行う。
100

特定非営利活動法人
印旛野菜いかだの会

(千葉県)

「植栽いかだ」による水質浄化と体験環境学習
「植栽いかだ」で野菜や、池蝶貝を育てることで、生態系の自然浄化機能を利用した印旛沼の水質浄化を行う。また流域の小中学校と連携して、「植栽いかだ」を活用した環境学習を実施する。<継続助成(3年目)>
60

特定非営利活動法人
えんどっこ

(長野県)

外来種ブラウントラウトが河川生態系に与える影響
外来生物の問題について一般市民に興味を持ってもらうため、ブラウントラウトの生息状況・産卵状況の観察会と、「梓川の環境とブラウントラウト」についてのシンポジウムを開催する。
55

特定非営利活動法人
オーシャンファミリー海洋
自然体験センター

(神奈川)

海辺の自然体験活動と生きものガイドブック作成
観察を通じて、こどもが地域の自然や生き物に対する多くの興味を持つ助けとなる「生きものガイドブック」を作成し、配布する。
80

特定非営利活動法人OWS

(東京都)

北限域の造礁サンゴ分布調査プロジェクト
サンゴ分布域の北限である関東エリアのサンゴの分布の潜水調査を行う。調査結果を、セミナー、調査を基に作成した造礁サンゴフィールド図鑑の配布、ホームページ掲載を通じて幅広く共有する。<継続助成(2年目)>
100

特定非営利活動法人
気象キャスターネットワーク

(東京都)

気象キャスターと有機農家による地球環境農園教室
気象キャスターと有機農家が協力して、有機農業による農作物栽培を通じた農業体験、気象・環境の実験、生態系の観察など、農業の実践と科学的な実験・観察を連携させた地球環境農園教室を埼玉県内で実施する。
40

こどものためのオープンハウス

(神奈川県)

住まいを題材とした小学校向け環境教育テキストの作成
小学校の各学年の教科における学習内容と、住まいや暮らしの中にある身近な現象・事象を連携させた環境学習教材を作成する。
52

境川クリーンアップ作戦

(東京都)

境川クリーンアップ作戦
町田市・相模原市の市民が協力し、境川流域の清掃活動を実施する。また、境川流域写真の展覧会や、クリーンアップ作戦成果の報告を行うシンポジウムを開催し、連携の輪を広げる。
15

特定非営利活動法人
自然環境アカデミー

(東京都)

標本から学ぼう!身近な自然と私たちのくらし
身近に生息する生物の剥製標本を使い、身近な生態系に興味をもち、「生き物と人の生活の関係」や「生態系保護のために自分たちができること」を考え・学ぶ環境教育を、多摩地域の小学校・保育園・幼稚園と連携して実施する。
100

特定非営利活動法人
水のフォルム

(埼玉県)

「生きもの米」水環境改善プロジェクト
水生態系の復元を目的に、遊休農地(水田)の市民による活用を促進するための農業体験会や「水環境・水資源保護勉強会」などの普及活動を実施する。
57
【スタートアップおうえん】4件(助成総額341万円) 応募数:21件
団体名(所在地) 活動内容 助成額
(万円)

運河を美しくする会

(東京都

イカダ方式による芝浦運河の生き物の棲み処つくり
イカダ方式による生き物の棲み処を、児童・市民とともに造り、定期的に実施するモニタリング調査の機会に、観察会等の環境学習を実施する。
100

NPO自然文化国際交流協会

(長野県)

森のエネルギー開発を目指した週末林業の推進セミナー
伐採されずに放置された森林資源の持続的な活用を促すため、「再生可能エネルギー」や「森林資源の有効利用」についての勉強会を行うとともに地域での木質ペレットの利用を推進する。
88
一般社団法人
オランウータンと熱帯雨林の会

(東京都)
環境学習プログラム:熱帯雨林がやってきた!
生物多様性保全の学習のため、「オランウータンと熱帯雨林」をテーマとしたDVD教材を「子供用」「大人用」「教師用」の3種類作成し、教材を使った出張授業を実施する。
100

特定非営利活動報法人
地域パートナーシップ
支援センター

(東京都)

プラスチック資源の省エネ型国内循環モデル普及事業
ペットボトルキャップなどのプラスチック製品の回収、資源化を行うとともに、地域住民を対象にした資源循環講座や、学校でのプラスチックリサイクル学習支援を実施する。
53
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