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「東京ガス食育クラブ」発足記念シンポジウムを開催

東京ガス株式会社
平成22年6月29日
広報部

 

   東京ガス株式会社(社長:岡本 毅、以下「東京ガス」)では、2010年5月に「東京ガス食育クラブ」を発足しました。これを記念し、学校関係者ならびに行政の食育担当者、栄養士向けにシンポジウムを開催します。

シンポジウム開催概要

◆開催名称 「東京ガス食育クラブ」発足記念シンポジウム
◆開催日時 2010年8月24日(火)13:00〜16:00
(受付開始:12:30)
◆開催場所 丸ビルホール(〒100-6307 東京都千代田区丸の内2-4-1丸ビル7階)
◆主催 東京ガス食育クラブ
◆対象 東京ガス供給エリア内の学校関係者、行政の食育担当者等 350名
(応募多数の場合は抽選とさせていただきます。)

※東京ガス供給エリア内の小・中・高等学校の学校長ならびに食育担当者、ならびに、以前東京ガス主催のシンポジウムにご参加いただいた方のうち希望者にご案内を送付しています。
◆参加費 無料
◆申込・お問合先 「記念シンポジウム受付事務局」(月〜金 10:00〜17:00)
TEL:0120-525762 FAX:0120−525763
◆申込締切日 7月28日(水)FAX到着分まで
◆内容
【第一部】 講演「MOMAJによる味覚レッスンの取り組みについて」
  田中 健一郎(たなか けんいちろう) (株式会社 帝国ホテル 常務執行役員・総料理長)
対談「食材と調理が生み出す健やかな生活」
  服部 幸應(はっとり ゆきお) (学校法人服部学園 服部栄養専門学校理事長・校長)
  柏原 卓司(かしわばら たくじ) (農林水産省 消費・安全局消費者情報官)
【第二部】 食育活動を推進する方々にすぐご活用いただける実践例のご提案
「子どもの『五感育成』をめざした東京ガスの取り組み」
  小西 雅子(こにし まさこ) (東京ガス株式会社 「食」情報センター)

「東京ガス食育クラブ」について

東京ガスでは1992年から「キッズ イン ザ キッチン子ども料理教室」を核に、様々な食育活動に取り組んできました。幅広い食育のなかでも、特に子どもの「食の自立」と「五感の育成」に重点をおいています。特に、フランスの味覚教育など国内外の「学術研究者の知見」をもとに「実践を重ねてきた」のが特徴であり、多くの有識者の方々と連携して活動しています。

さらに、有識者の方々と連携して食育に関する最新の知見を共有し、広く世の中に伝えていくことを目的として、2010年5月12日に「東京ガス食育クラブ」を発足しました。一般の方のみならず、有識者の後進となる指導的立場である学校教員や栄養士、料理人の方々に広く活用いただける情報提供をしていきます。

当面、「東京ガス食育クラブ」は3年間の活動を考えており、全体会議(5月、11月)、ワーキンググループ(随時)を開催していきます。得られた知見と成果については、随時、セミナーや研修会の開催、WEB、書籍の発行などを通して情報発信していきます。また、東京ガスが推進してきた食育の取り組みについても、精査・検証し、更なる充実をはかり、料理教室やイベント等の内容へ反映してまいります。

【構成メンバー】
委員長 服部 幸應(はっとり ゆきお) (学校法人服部学園 服部栄養専門学校理事長・校長)
委員 田中 健一郎(たなか けんいちろう) (株式会社 帝国ホテル 常務執行役員・総料理長)
  室田 洋子(むろた ようこ) (聖徳大学 教授)
  小嶺 嘉代子(こみね かよこ) (全国小学校家庭科研究会 会長、新宿区立鶴巻小学校 校長)
  小林 信久(こばやし のぶひさ) (社団法人 日本ガス協会 業務部長)
  村関 不三夫(むらぜき ふみお) (東京ガス株式会社 執行役員 リビング企画部長)
オブザーバー 末松 広行(すえまつ ひろゆき) (農林水産省 大臣官房政策課長)
  東 崇史(ひがし たかし) (農林水産省 大臣官房政策課企画官)
  柏原 卓司(かしわばら たくじ) (農林水産省 消費・安全局 消費者情報官)
  伊佐 寛(いさ ひろし) (農林水産省 消費・安全局 消費者情報官補佐)
  久保田 紀久枝(くぼた きくえ) (お茶の水女子大学大学院 教授)
ワーキンググループ 室田 洋子(むろた ようこ) (聖徳大学 教授)
  赤松 利恵(あかまつ りえ) (お茶の水女子大学 准教授)
事務局 東京ガス株式会社 「食」情報センター

参考資料

東京ガスの食育の取り組み
http://home.tokyo-gas.co.jp/shoku/index.html

(1)子ども向け料理教室「キッズ イン ザ キッチン」

1992年から継続している子どものための食育教室。年齢や興味に応じて3コースを運営している。
「子ども料理教室」(小学校3〜6年生対象)、「親子料理教室」(4歳〜小学校2年生と保護者対象)、「味覚体験コース」(小学生と保護者対象)
2009年度は、合計19,037名が参加。(首都圏25箇所の東京ガス料理教室で開催。)
※「キッズ イン ザ キッチン」は、東京ガスの登録商標です。

(2)学術研究者の知見活用および有識者との連携

  1. MOMAJ 子どもの味覚レッスン
    フランス農事功労章受章者協会(MOMAJ)と協力して2007年からフランスのジャック・ピュイゼ教授のメソッドをもとに日本の風土にあわせた子どもの「味覚レッスン」(6回コース)を開催。
    講師は、中村 勝宏氏(2007年度/ホテルメトロポリタンエドモント名誉総料理長)、田中 健一郎氏(2008年度、2009年度)、福田順彦氏(2010年度/セルリアンタワー東急ホテル 総料理長)が務める。4年間で79名が参加。
  2. 三國清三シェフの特別授業
    自ら味覚教育をボランティアで実施している三國清三氏(オテル・ドゥ・ミクニ オーナーシェフ)が、2003年8月から、年2回東京ガスの子ども料理教室の特別授業の講師を務めている。毎回、日本の食材をテーマに「第一部:食材と味覚のレッスン」、「第二部:調理実習」という形式で開催。13回開催、計468名参加。
  3. 食育指導者向けの情報提供
    「食育」を定着させるためには子ども向けの活動のみならず、指導者への支援や育成が必要と考え2001年8月から、年に一度家庭科教諭・栄養士向けのシンポジウムを開催。また、2003年より、小学校向け副読本を作成とともに研修会を開催し、活用いただいている。(2009年度24,700部提供)副読本作成にあたっては、大学教授はじめ教育関係者との共同研究や、教育現場の意見を反映した形でおこなっている。
    さらに2005年の食育基本法制定を受け、2006年8月からは行政の食育担当者も含めた食育指導者向けの研修会や講演会を開催している。2009年度は、63回、1,988名に参加いただいた。
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