東京ガスの食育の取り組み
http://home.tokyo-gas.co.jp/shoku/index.html
(1)子ども向け料理教室「キッズ イン ザ キッチン」
1992年から継続している子どものための食育教室。年齢や興味に応じて3コースを運営している。
「子ども料理教室」(小学校3〜6年生対象)、「親子料理教室」(4歳〜小学校2年生と保護者対象)、「味覚体験コース」(小学生と保護者対象)
2009年度は、合計19,037名が参加。(首都圏25箇所の東京ガス料理教室で開催。)
※「キッズ イン ザ キッチン」は、東京ガスの登録商標です。
(2)学術研究者の知見活用および有識者との連携
- MOMAJ 子どもの味覚レッスン
フランス農事功労章受章者協会(MOMAJ)と協力して2007年からフランスのジャック・ピュイゼ教授のメソッドをもとに日本の風土にあわせた子どもの「味覚レッスン」(6回コース)を開催。
講師は、中村 勝宏氏(2007年度/ホテルメトロポリタンエドモント名誉総料理長)、田中 健一郎氏(2008年度、2009年度)、福田順彦氏(2010年度/セルリアンタワー東急ホテル 総料理長)が務める。4年間で79名が参加。
- 三國清三シェフの特別授業
自ら味覚教育をボランティアで実施している三國清三氏(オテル・ドゥ・ミクニ オーナーシェフ)が、2003年8月から、年2回東京ガスの子ども料理教室の特別授業の講師を務めている。毎回、日本の食材をテーマに「第一部:食材と味覚のレッスン」、「第二部:調理実習」という形式で開催。13回開催、計468名参加。
- 食育指導者向けの情報提供
「食育」を定着させるためには子ども向けの活動のみならず、指導者への支援や育成が必要と考え2001年8月から、年に一度家庭科教諭・栄養士向けのシンポジウムを開催。また、2003年より、小学校向け副読本を作成とともに研修会を開催し、活用いただいている。(2009年度24,700部提供)副読本作成にあたっては、大学教授はじめ教育関係者との共同研究や、教育現場の意見を反映した形でおこなっている。
さらに2005年の食育基本法制定を受け、2006年8月からは行政の食育担当者も含めた食育指導者向けの研修会や講演会を開催している。2009年度は、63回、1,988名に参加いただいた。