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中央幹線II期の建設工事完了について
〜中央幹線の完成・供給安定性の向上〜

東京ガス株式会社
平成22年5月7日
広報部

 

    東京ガス株式会社(社長:岡本毅、以下「東京ガス」)は、本日、幹線パイプライン「中央幹線II期」(延長9.7km、埼玉県草加市〜川口市)の建設工事を完了しました。5月20日より供用を開始する予定です。中央幹線II期工事は、I期工事の着手に引き続いて平成19年5月に建設を開始し、当初の工事完了予定は平成22年10月でしたが、一部区間においてシールド工法を採用したこと等により、予定より5カ月前倒しで工事が完了しました。
   このたびの中央幹線II期の完成によって、平成21年1月から供用を開始している中央幹線I期(全長23.2km、東京都江戸川区〜埼玉県草加市)と合わせ、中央幹線全線(全長32.9km、東京都江戸川区〜埼玉県川口市)が完成しました。
   中央幹線は、首都圏を囲む東京ガスの環状の幹線網(以下「環状幹線」)の中央を南北に縦断しながら、東京湾岸に位置する都市ガス製造工場と北関東エリアを連絡する幹線です。中央幹線I期で環状幹線の中央を南北に連結し、さらに中央幹線II期では、環状幹線以北の北関東エリアにガスを供給する埼北幹線と最短で連結しました。
   中央幹線の完成により、東京ガスの需要の多くを担う環状幹線の供給安定性のさらなる向上に加え、需要の増加が今後も見込まれる北関東エリアへの供給能力の向上にも寄与します。

   中央幹線II期が完成したことにより、東京ガスは首都圏を中心に818kmの高圧導管網を保有することになります。東京ガスは、今後も環境にやさしい天然ガスの普及・拡大をめざし、お客さまに安心してガスをご使用いただけるよう、安全を最優先とした導管網の拡充と維持管理を行ってまいります。

 

中央幹線II期の概要

始点/終点
草加ガバナステーション
(埼玉県草加市)
安行ガバナステーション
(埼玉県川口市)
圧力/口径 7MPa / 600mm
全長 9.7km
内、シールド延長(シールド径:2,000mm)6.0km
着工 平成19年5月
竣工 平成22年5月7日
総工事費 約63億円

中央幹線I期およびII期 建設実績

中央幹線I期着工 平成15年10月
中央幹線II期着工 平成19年5月
中央幹線I期供用開始 平成21年1月
中央幹線II期供用開始 平成22年5月

位置図

 
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