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MOMAJと東京ガスが「味覚レッスン」を開催
(第4回MOMAJ味覚教育)

東京ガス株式会社
平成22年3月19日
広報部

 

   東京ガス株式会社(社長:鳥原光憲、以下東京ガス)とフランス農事功労章受章者協会(MOMAJ/会長:石橋伸康)は「第4回MOMAJ味覚教育」を共同で開催します。

   MOMAJはフランスで広く展開されている「味覚教育」を日本の食文化にあうようにアレンジした「味覚レッスン」を2007年度から開催しています。
   一方、東京ガスは他の企業に先駆け、すでに1992年から「キッズ イン ザ キッチン」食育教室を開催し、子どもたちの「食の自立と五感の育成」のお手伝いを続けています。

   食育の推進において、方向性を同じにするMOMAJと東京ガスがそれぞれの実績に基づくノウハウを持ち寄り、共同で「味覚教育」を開催しています。第4回めの今回は新たに福田順彦氏(セルリアンタワー東急ホテル 総料理長)を講師に迎えて開催します。(第1回はホテルメトロポリタンエドモント名誉総料理長 中村勝宏氏、第2,3回は帝国ホテル総料理長 田中健一郎氏)

   子どもたちの味覚を目覚めさせ、食を通じた生活の豊かさ、食の楽しさ・尊さ、食への感謝の念をはぐくむことを目的とします。

福田順彦シェフ
「味覚教育」のねらい
   現代の子どもたちは食べ物の単一化、味の貧困化により味覚が目覚める機会が減っている傾向にあります。そこで、味覚を開花させ、単に舌で味わうだけではなく「味覚レッスン」や「農場体験」「調理実習」など実体験を伴う学習を通して五感をフルに活用することが有効です。複合的な要素からなる「味わう楽しさ」を目覚めさせ、「おいしさ」を言葉で表現できるようにします。さらに、おいしさを伝えることでコミュニケーション能力も豊かにします。

第3回MOMAJ味覚レッスン(2009年5月〜2009年10月実施)の様子

味覚の再認識
4つの感覚の再認識
農場体験
     
フランス家庭料理の実習と試食
デザートの実習と試食
修了式と記念食事会

「第4回(2010年度)MOMAJ味覚教育」 開催概要

◆共同開催 フランス農事功労章受賞章協会(MOMAJ)/東京ガス「食」情報センター
◆開催期間 2010年5月29日〜2011年2月6日(計6回)
各回10時30分〜12時30分
(校外学習と修了式の回を除く)
◆開催場所 東京ガス Studio +G GINZA(スタジオプラスジーギンザ)
中央区銀座7−9−15 GINZA gCUBE5F・6F(校外学習と修了式の回を除く)
◆対象者 小学校4,5年生 24名(全6回を通して同じ)
※応募者多数の場合は、抽選とさせていただきます。
◆参加費 25,000円(教材費、税込み)
※校外学習と修了式の回の保護者の参加費と食事代は含みません。
◆申込み方法 下記の内容を明記の上、FAXにてお申し込みください。
(1)参加する小学生の氏名・フリガナと性別(2)学校名と学年(2010年4月時)
(3)保護者の氏名とフリガナ(4)郵便番号と住所(5)電話番号
(6)FAX番号とe-mailアドレス
◆申込み先 FAX 03-5568-3676
◆申込み締切 2010年4月23日(金)
◆問い合せ先 東京ガス「食」情報センター内「MOMAJ味覚教育」事務局
TEL03-5568-3677(月〜金 9:00〜17:00 土日祝除く)
◆日程と内容
全6回のレッスンでは、実体験を伴う学習により子どもたちの五感の育成、コミュニケーション、表現力など幅広い力を身につけることを目的とします。
第1回:5月29日(土) 開校式/レッスン1.「味覚の再認識」
  4つの基本の味(甘味・塩味・苦味・酸味)について学ぶ。
第2回:7月30日(金) レッスン2.「味覚以外の4つの感覚の再認識」
  味覚以外の「視覚・触覚・聴覚・嗅覚」と食べ物の関連を学ぶ。
第3回:9月25日(土) レッスン3.「校外学習 農場体験」
  農場で野菜の収穫体験と生産者の話を聞き、農業への理解を高める。
第4回:11月20日(土) レッスン4.「フランスの家庭料理実習と試食会」
  旬の食材を使い、作るプロセスを共有し、さらに感性を磨く。
第5回:1月22日(土) レッスン5.「食の多様性の学習とデザートの実習」
  漁業・食肉業などの現状を学ぶ。デザート作りを通じ、調理の楽しさを再認識する。
第6回:2月6日(日) 修了証の授与とプロの作った料理を楽しむ食事会(保護者とともに)
  食の感動、食の楽しさを共有し、マナーなどを学ぶ。食の大切さ、感謝の気持ちなどを再認識する。
※校外学習、調理実習、食事会などの内容は、第3回(2009年度)とは異なります。

各レッスンでは、子どもたちが受講している様子を保護者が別会場のモニターでご覧いただくことができます。(校外学習と修了式の回を除く)
また、未来の食育指導者養成を目的として、若手のシェフ、教育関係者など食育指導者の参加や見学を積極的に受け入れます。(見学希望についても、上記申込み先へご連絡ください。)

東京ガスは、これからも食育の推進を通じて、子どもたちの心身ともに健全な成長をお手伝いしてまいります。

参考資料

◆フランス農事功労章受章者協会(MOMAJ)について
フランス農事功労章受章者協会MOMAJは、2004年2月「料理、ワイン、チーズ、教育、ジャーナリズムなど、様々な分野を網羅する受章者が、一致団結してフランス食文化の発展に寄与する」という趣旨で設立されました。(MOMAJ =Membres de L’Ordre du Merite Aguricole au Japon)
フランス農務省からフランス食品の発展の貢献した各分野の食のエキスパートに与えられるフランス農事功労章受章者の日本人メンバーで構成されます。現在会員数は73名(2010年3月現在)。
主な活動は、食材アカデミー(食材をテーマとして取り上げ、その食材を深く理解・探求することを目的としたセミナー、晩餐会)、味覚教育、年次食事会、「アペリティフの日」特別協力等。
食育担当理事
  服部 幸應 学校法人服部学園 理事長・校長
  江上 栄子 江上料理学院 院長
  小林 幸恵 フランス食品振興会 副代表
  フィリップ ソーゼッド エスプリ・フランセ 代表取締役
  田中 健一郎 帝国ホテル 総料理長
  田中 幸雄 学校法人大和学園 京都調理師専門学校 校長
  廣瀬 喜久子 学校法人誠心学園 理事長・校長
  米津 春日 リーガロイヤルホテル 料理特別顧問
 
◆福田 順彦 シェフについて
セルリアンタワー東急ホテル総料理長。2001年ホテル開業時より総料理長に就任。新しいことにも果敢にチャレンジし、日本の伝統文化人、オペラ歌手、ワイン醸造家など各階の著名人と共に企画した食事会を多数開催するなど様々な活動を通じて日本におけるフランス料理発展につとめている。2008年1月フランス政府から農事功労章シュヴァリエを受賞。
 
◆東京ガスの食育活動について
長年台所の火をお預かりする企業として、料理教室の運営等を通じて心身の健全な食生活のお手伝いをしたいと1992年から「キッズ イン ザ キッチン」を継続し、年間15,000名以上が参加しています。夏休み子ども料理教室(2日間コース/1992年開始)をはじめとして、月別親子料理教室(1998年開始)と子ども料理教室(2006年開始)、フランスで展開される味覚教育のエッセンスをとりいれた内容の味覚体験コース(2004年開始)を開催しています。
また、年々食への関心の高まりと食育基本法施行(2005年7月)に伴い、行政や学校などから食育のノウハウの提供などサポート依頼が増加し学校や自治体での食育授業支援プログラムの開発もあわせておこなっています。
http://home.tokyo-gas.co.jp/shoku/shokuiku/index.html
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