プレスリリース
お問い合わせはこちらへ
first

ゴーゴン・プロジェクトの最終投資決定について

東京ガス株式会社
平成21年9月14日
広報部

 

   東京ガス株式会社(社長:鳥原光憲、以下「東京ガス」)は、ゴーゴン・プロジェクトの事業者(シェブロン、エクソンモービル、シェルの3社)が、本日、総工費約430億オーストラリアドル(約3兆4千億円※1)の最終投資決定を行ったことをうけて、このうち当社の参画比率(1%)に応じた約4億3千万オーストラリアドル(約340億円※1)を、今後、投資いたします。
   東京ガスは、2005年10月に、本プロジェクトへの参画を前提としたLNGの購入についてシェブロンと基本合意を締結して以降、LNGの売買およびプロジェクトへの参画に関する詳細な協議を行い、本年7月に本プロジェクトへの参画を正式に意思決定いたしました。参画にあたり東京ガス100%出資の子会社「東京ガスゴーゴン社」を7月にオーストラリアに設立し、権益売買契約の締結に向けた協議を続け、あわせてLNGの購入についても協議を進め、9月10日に「権益売買契約」および「LNG売買契約」をシェブロンと締結いたしました。今後、オーストラリア政府の承認が得られた段階で、本契約が正式に発効いたします。
   本プロジェクトは、西オーストラリア州北西部沖合に位置するゴーゴン、ジャンズ・アイオーなどの大規模ガス田を供給源として、年間1,500万トンのLNGを生産する計画であり、2014年度にLNGの生産開始が見込まれています。

※1:1オーストラリアドル=80円で試算

LNG購入の概要(2009年9月10日LNG売買契約締結)

売主 シェブロン・オーストラリア法人2社
Chevron Australia Pty Ltd(シェブロン・オーストラリア・プロプライエタリー・リミティッド)
Chevron (TAPL) Australia Pty Ltd (シェブロン・タップル・オーストラリア・プロプライエタリー・リミティッド)
買主 東京ガス株式会社
契約期間 25年間(5年間延長オプション)
契約数量 110万トン/年
売渡条件 全量FOB(本船渡し)

ゴーゴン・プロジェクトへの参画概要(2009年9月10日権益売買契約締結)

ゴーゴン、ジャンズ・アイオーなどのガス田を含む鉱区権益※2およびガスの液化、貯蔵・出荷、販売などを行う事業の権利の1%を、新たにオーストラリアに設立した東京ガス100%出資の子会社「東京ガスゴーゴン社」を通じて、シェブロンから取得する。
※2:政府が定めた一定の区画(鉱区)におけるガスの探鉱・生産活動を実施する権利。
権益の持分比率に応じて、プラント建設など総工費を負担し、LNGを引き取る権利を得る。

新設子会社の概要

社名 Tokyo Gas Gorgon Pty Ltd(オーストラリア法人:東京ガス100%出資)
「東京ガスゴーゴン社」
所在地 オーストラリア 西オーストラリア州 パース市
代表者 宮入崇彦
設立日 2009年7月30日
資本金 200万オーストラリアドル(1億6千万円※1

ゴーゴン・プロジェクトの概要

鉱区位置 オーストラリア 西オーストラリア州北西部沖合
液化基地建設予定地 バロー島
参加企業 シェブロン50%※3(オペレーター)、エクソンモービル25%、シェル25%
※3:シェブロンから1%を取得。
LNG供給数量 1,500万トン/年
生産開始見通し 2014年度
以上
この件に関するお問合せはこちらへ
はじめへ
[ プレスリリース一覧に戻る ] | [ ひとつ前に戻る ]