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自社管理LNG船(6番船)の命名について

東京ガス株式会社
東京エルエヌジータンカー株式会社
平成20年6月10日

 

 東京ガス株式会社(社長:鳥原光憲)の100%出資子会社である東京エルエヌジータンカー株式会社(社長:干鯛和政、以下「TLT」)は本日、香川県の株式会社川崎造船坂出工場において、株式会社商船三井(社長:芦田昭充、以下「MOL」)と共有する 新造LNG船(保有比率:TLT70%、MOL30%)の命名式を行いました。

 船名は「エネルギー ナビゲーター号」。

 「エネルギー ナビゲーター号」は、4個のモス型球形タンクを有しており、4タンク総量は147,000m3になります。現在運航している自社管理LNG船「エネルギー フロンティア号」、「エネルギー アドバンス号」、「エネルギー プログレス号」と同型のLNG船です。

 就航後は、オーストラリア拡張プロジェクト、マレーシア第1・3プロジェクト、ダーウィンプロジェクトをはじめとして、サハリンIIプロジェクト、プルートプロジェクト、ゴーゴンプロジェクト等や短期、スポットのLNG輸送に使用します。

エネルギー ナビゲーター号 概要

全長 : 289.5メートル
: 49.0メートル
総トン数 : 119,000トン
タンク容量 : 147,000m3(LNG積載容量145,000m3)
種別 : モス型
航海速力 : 19.5ノット
就航 : 2008年6月30日(予定)
LNG145,000m3(約67,000トン)を再気化すると、体積は約600倍となり、天然ガス約8,700万m3になります。これは、約20万件の家庭の年間ガス使用量に 相当します。

エネルギー ナビゲーター号 概観

エネルギー ナビゲーター号 概観

命名式の様子

命名式の様子
命名式で命名宣言を行う鳥原社長
以上

(参考1)東京エルエヌジータンカー株式会社の概要

(1)商号 東京エルエヌジータンカー株式会社
(2)設立年月日 1991年3月5日
(3)本店所在地 東京都港区海岸1-5-20
(4)取締役社長 干鯛 和政
(5)事業内容 船舶の保有、船舶貸渡業、LNGおよびLPGの海上輸送、海事関連の調査等
(6)資本金 12億円

(参考2)東京エルエヌジータンカー株式会社の保有・管理LNG船

  船名 タンク
容量
※(m3)
種別 竣工
(予定)
東京エルエヌジー
タンカーの保有比率
対象LNG
プロジェクト
プロジェクト
専用船
1

エルエヌジー
フローラ
127,000 モス型 1993.3 10% インドネシア
(バダックIV)
2

エルエヌジー
ヴェスタ
127,000 モス型 1994.6 35%
自社管理船 3

エネルギー
フロンティア
147,000 モス型 2003.9 100% オーストラリア拡張
マレーシア第1・3
ダーウィン
サハリンII
プルート
ゴーゴン他
4

エネルギー
アドバンス
147,000 モス型 2005.3 90%
5

エネルギー
プログレス
147,000 モス型 2006.11 0%
6

エネルギー
ナビゲーター
147,000 モス型 2008.6 70%
7

川崎造船1611番船 155,000 モス型 (2009) 70%
8

川崎造船1664番船 177,000 モス型 (2011) 10%
LNG積載容量は、タンク容量の約98.5%となります。
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