本文へ フッターメニューへ サイトマップへ
会社情報TOP 会社案内 株主・投資家向け情報 採用情報 取り組み・活動 資材調達 プレスリリース
現在位置:東京ガスサイトTOP > 東京ガスについて > プレスリリース
first
お問い合わせはこちらへ
contents

社長 鳥原光憲 新年挨拶(要旨)

東京ガス株式会社
平成20年1月4日

 

 新年、あけましておめでとうございます。
 本年は、異常な原油価格高騰に伴う原料費上昇など経営環境は一層厳しいものになることが予想されます。この逆風に立ち向かい、三年目を迎える中期経営計画を着実に実行するために、重点的に取り組むべき課題について四点述べます。

 まず、オール東京ガスならではの「お客さまとの密接な関係づくり」です。
 エネルギー市場における競争の激化や、お客さまの価値観の変化に対応するためには、各需要分野でお客さまのニーズに応じたガスの優れた利用価値提案がますます重要となります。今年はこうしたコミュニケーションが可能となるような「お客さまとの密接な関係づくり」に総力を挙げて取り組んでいきたい。
 特に、本年4月から地域密着型営業体制の中核を担う「東京ガスライフバル」が12ブロックでスタートします。「東京ガスライフバル」は、東京ガス、エネスタ、東京ガス・カスタマーサービスが三位一体となって、地域における「東京ガスの顔」として、お客さまの多様化するライフスタイルやニーズにきめ細かく対応し、生活価値向上に資する商品・サービスをワンストップで提供する画期的な体制変革です。この大革新を成功させ、オール東京ガスならではのお客さまとの密接な関係づくりによる新たな成長を目指して最善を尽くしていきたい。

 二点目は、「安心・安全・信頼」のブランド価値向上です。
 天然ガスの役割が高まる中で、ガスの安定供給と保安の確保はますます重要となるオール東京ガスの社会的責務です。昨年来、安全型機器への取替促進や安全使用周知の徹底、ガス設備安全点検の充実などの安全対策強化に取り組んでおりますが、今後さらに経年ガス機器を中心とした総合的な安全対策を、他ガス事業者やメーカーと連携を図りながら進めていきます。また、ねずみ鋳鉄管、白ガス管対策の早期完了にも精力的に取り組み、競争力の基盤である「安心・安全・信頼」のブランド価値の向上を目指していきたい。

 三点目は、地球環境に貢献する「新しい価値の創造」です。
 いよいよ本年から京都議定書の第一約束期間に入ります。オール東京ガスは、環境に優しい都市づくり、持続可能な社会づくりのためのこれまでの取り組み強化とともに、将来の低炭素社会の実現も視野に入れて、革新的な技術による新しい価値の創造に積極的に貢献していかなければなりません。高効率燃料電池などの天然ガス高度利用技術開発や、再生可能エネルギーと天然ガスとの融合、水素社会の実現など、将来に向けた研究開発の取り組みを、産・官・学の連携を図りながら推進していきたい。

 最後に、「人が成長する組織風土づくり」です。
 諸施策を推進する原動力は、言うまでもなく組織の活力であり、その活力の源泉は一人ひとりの向上意欲であると思います。オール東京ガスに働く一人ひとりが、それぞれの持場で仕事に生きがいを持って、知識・技術・技能を磨き、人間として成長していくことのできる組織風土づくりに弛みない努力が必要です。いかに環境が大きく変化しようともCSの根本はESであり人を大切にする組織風土であることを、厳しい経営環境下であればこそ改めて肝に銘じ、それぞれの会社、部門の運営に特段の力を注がなければならない。

この件に関するお問合せはこちらへ
はじめへ
[ プレスリリース一覧に戻る ] | [ ひとつ前に戻る ]
Copyright
bottom
サイトのご利用について 個人情報の取り扱いについて