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ガス空調の業界で初
「水冷式ガスヒートポンプエアコン(水冷GHP)」の開発について

東京ガス株式会社
平成19年9月12日
広報部

 

 東京ガス株式会社(社長:鳥原光憲)は、都市部において問題となっているヒートアイランド現象を抑制する水冷式のガスヒートポンプエアコン※(以下、水冷GHP)をメーカーと共同で開発しました。水冷GHPの開発は、ガス空調の業界で初めての取り組みであり、大規模建築物に個別空調を導入したいお客さまに適した商品です。本年 10月から受注を開始し、平成20年1月から納入を開始します。

※ガスヒートポンプエアコン(GHP):ガスエンジンを動力として圧縮機を駆動して、冷暖房を行うガス空調システムです。省電力、電力負荷平準化などのメリットが注目され、オフィスビルや商用店舗などを中心に普及が進んでいます。昭和62年に発売開始してから、昨年度までに約350万kW、約4万5千件のお客さまにご利用されています。

<本商品の主な特長>

(1) ヒートアイランド現象を抑制
冷房時の排熱によりヒートアイランド現象を起こす空冷式のヒートポンプエアコンとは異なり、冷房時の排熱を水蒸気として放熱させることによりヒートアイランド現象を抑えることができます。
水冷式GHPシステム図
(2) 大規模建築物への個別空調が可能
空冷式のヒートポンプエアコンは、室 外機周辺の外気温が上がるため、離隔距離を設けて、室外機を設置する必要がありますが、水冷式は室外機周辺の外気温が上がらないため、設置スペースの制約が少なく、狭い場所に複数台設置することや、各階(ベランダなど)に設置することなどができます。また冷却水配管が、高低差120mまで施工可能なため、高層ビルなどの大規模建築物で個別空調を導入したいお客さまに適しています。
(3) 冷房COPが約17%向上
水冷GHPは、冷却水との熱交換効率が高いため、これまでのGHP(空冷GHP)よりも冷房COPが約17%向上しています。
(4) エンジンの排熱が利用でき暖房時の補助熱源が不要
水冷方式の電気式空調機は、暖房用に補助熱源(通常はボイラー)が必要ですが、水冷GHPはエンジンの排熱が利用でき、暖房時の補助熱源が不要です。

<製品写真(SGP−HM560M1GD)>

製品写真(SGP−HM560M1GD)

<仕様(設計値)>

(50Hz/60Hz)
  冷房 熱源水温度32℃時 能力 kW 56.0
ガス消費量 kW 33.5
電力消費量 kW 0.5
COP   1.65
  暖房 熱源水温度10℃時 能力 kW 63.0
ガス消費量 kW 38.9
電力消費量 kW 0.5
COP   1.60
熱源水温度5℃時 能力 kW 40.0
ガス消費量 kW 46.6
電力消費量 kW 0.5
COP   0.85
  外形寸法 Mm 2355
奥行き Mm 1000(フレーム幅+67)
高さ Mm 1300(排気トップ+104)
  質量 Kg 800程度
以上
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