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幕張地域冷暖房センター
ガスエンジンコージェネレーション設備工事の竣工について

東京ガス株式会社
株式会社エネルギーアドバンス
平成19年3月19日

 

 東京ガス株式会社(代表取締役社長:鳥原光憲、以下「東京ガス」)と株式会社エネルギーアドバンス(代表取締役社長:大野省三、東京ガス100%出資子会社、以下「ENAC」)は、ENAC所有の幕張地域冷暖房センター(以下「幕張地冷」)において、高効率大型ガスエンジン(バルチラ社製9MWクラスおよび7MWクラス各1基ずつ)による天然ガスコージェネレーションシステム(以下「天然ガスCGS」)と高効率電動ターボ冷凍機を中核とした設備改造を行い、本日竣工式を実施いたしましたのでお知らせいたします。
 この設備改造により、幕張地冷プラントの年間総合エネルギー効率(COP)は従来の0.7から1.2程度の国内最高クラスへと大幅な改善が図れ、CO2排出削減量は余剰電力による波及効果も含め年間24,000トンを超える大きな効果が実現できる見込みです。

竣工式の様子(左:東京ガス 鳥原社長、右:エネルギーアドバンス 大野社長)

竣工式の様子(左:東京ガス 鳥原社長、右:エネルギーアドバンス 大野社長)

 

<別添>幕張地冷の概要

幕張地域冷暖房センター
所在地 :千葉市美浜区中瀬2-4
熱供給エリア :幕張新都心インターナショナル・ビジネス地区

1.最新の高効率大型ガスエンジンによる天然ガスCGS

 導入する天然ガスCGSは、総合効率に占める発電効率の割合が約45%と高いため、得られる熱/電気の割合(熱電比)が0.7程度と低い特徴があります。これにより地域の冷温熱需要を集約的に供給する地冷センターにおいて、ガスエンジン排熱をすべて熱供給に利用しつつ最大出力での高効率運転を行い、自家使用分の電力に加えて大きな余剰電力を売電することが可能となります。
 なお、天然ガスCGSに使用するガスエンジンのうち1基はバルチラ社の最新開発の9MWクラスのものであり、火花着火方式のガスエンジンとしては世界最高効率・最大出力です。国内では初めての採用になりますが、世界ではすでに200台近くの販売実績があるガスエンジンです。
<ガスエンジンの概要>
メーカー バルチラ社(フィンランド)
機種・発電容量 20V34SG
8,730kW×1台
16V34SG
6,970kW×1台
発電効率(LHV 45.6% 45.5%
総合効率(LHV 77.0% 77.0%
※LHV:低位発熱量基準

2.熱供給システムのベストミックス方式

 改造後の設備においては、既存の「ボイラー+蒸気吸収冷凍機」方式の設備に対し、
・系統電力の需要端効率より高い発電効率の天然ガスCGS
・天然ガスCGS電力を使用し熱供給の定常運転の部分をまかなう高効率電動ターボ冷凍機
・天然ガスCGS排熱を無駄なく利用する吸収冷凍機
を追加することにより、熱供給システムのエネルギー効率が大幅に向上いたします。
 この「天然ガスCGS+電動ターボ冷凍機+ボイラー+吸収冷凍機」という機器の最適な組み合わせ(ベストミックス)方式により、大幅な省エネルギーとCO2排出削減を実現いたします。
以上

参考:株式会社エネルギーアドバンスの概要

(1)本社所在地 :東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワーN棟34階
     TEL.03-5322-8790 FAX.03-5322-7594
     http://www.energy-advance.co.jp/
(2)設立日 :平成14年7月1日
(3)資本金 :30億円(東京ガスが100%出資)
(4)従業員数 :250名
(5)事業内容 :a.オンサイト・エネルギーサービス事業
    b.地域エネルギーサービス事業(地域冷暖房事業)
    c.コージェネレーション設備工事・メンテナンス事業
    d.グリーンビジネスの事業化等

 

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