現在位置:東京ガスサイトTOP > 東京ガスについて > プレスリリース |
幕張地域冷暖房センター | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
東京ガス株式会社
東京ガス株式会社(代表取締役社長:鳥原光憲、以下「東京ガス」)と株式会社エネルギーアドバンス(代表取締役社長:大野省三、東京ガス100%出資子会社、以下「ENAC」)は、ENAC所有の幕張地域冷暖房センター(以下「幕張地冷」)において、高効率大型ガスエンジン(バルチラ社製9MWクラスおよび7MWクラス各1基ずつ)による天然ガスコージェネレーションシステム(以下「天然ガスCGS」)と高効率電動ターボ冷凍機を中核とした設備改造を行い、本日竣工式を実施いたしましたのでお知らせいたします。
竣工式の様子(左:東京ガス 鳥原社長、右:エネルギーアドバンス 大野社長)
幕張地域冷暖房センター
導入する天然ガスCGSは、総合効率に占める発電効率の割合が約45%と高いため、得られる熱/電気の割合(熱電比)が0.7程度と低い特徴があります。これにより地域の冷温熱需要を集約的に供給する地冷センターにおいて、ガスエンジン排熱をすべて熱供給に利用しつつ最大出力での高効率運転を行い、自家使用分の電力に加えて大きな余剰電力を売電することが可能となります。
なお、天然ガスCGSに使用するガスエンジンのうち1基はバルチラ社の最新開発の9MWクラスのものであり、火花着火方式のガスエンジンとしては世界最高効率・最大出力です。国内では初めての採用になりますが、世界ではすでに200台近くの販売実績があるガスエンジンです。 <ガスエンジンの概要>
※LHV:低位発熱量基準
改造後の設備においては、既存の「ボイラー+蒸気吸収冷凍機」方式の設備に対し、
・系統電力の需要端効率より高い発電効率の天然ガスCGS ・天然ガスCGS電力を使用し熱供給の定常運転の部分をまかなう高効率電動ターボ冷凍機 ・天然ガスCGS排熱を無駄なく利用する吸収冷凍機 を追加することにより、熱供給システムのエネルギー効率が大幅に向上いたします。 この「天然ガスCGS+電動ターボ冷凍機+ボイラー+吸収冷凍機」という機器の最適な組み合わせ(ベストミックス)方式により、大幅な省エネルギーとCO2排出削減を実現いたします。 以上
|
[ プレスリリース一覧に戻る ] | [ ひとつ前に戻る ] |