家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「ライフエル」の稼動が100台を達成
東京ガス株式会社(社長:市野紀生、以下「東京ガス」)の家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「ライフエル」(以下「ライフエル))の稼動が、本日、100台に到達いたしました。
東京ガスは、「快適な暮らしづくりと環境に優しい都市づくりに貢献する」という経営理念のもと、環境経営トップランナーとして家庭用燃料電池コージェネレーションシステムの開発を進め、本年2月より世界に先駆けて市場投入を開始いたしました。
2005年度末までに200台の市場導入を計画し、本日までに180台を超える設置先が決定しております。
「ライフエル」は、都市ガスから水素を取り出し、空気中の酸素と化学反応させることで発電し、同時に発生する熱を利用して給湯も行なうというエネルギー効率の高いコージェネレーションシステムです。これによって、地球温暖化の原因物質であるCO2の排出量が従来システムに比べ約40%削減、一次エネルギー消費量も約26%削減可能となることから、地球温暖化対策の一つとして期待されています。
東京ガスでは、引き続き「ライフエル」の設置をご希望されるお客さまを募集しております。設置に際しては、システムの利用や運転データの提供などについて定めた「FCパートナーシップ契約(注)」をお客さまと東京ガスの間で締結させていただきます。東京ガスはいただいたデータや調査結果を「ライフエル」の性能向上に活かしてまいります。
今後とも東京ガスは、家庭用燃料電池コージェネレーションシステムの普及を通じてお客さまの快適な暮らしづくりと地球環境に貢献してまいります。
(注)FCパートナーシップ契約概要
名称 |
FCパートナーシップ契約(*1) |
期間・契約料 |
10年・100万円(*2) |
対象地域 |
東京ガス供給エリアのうち、東京都、神奈川県、千葉県、および埼玉県南部 |
概要 |
- 東京ガス所有の家庭用燃料電池コージェネレーションシステムの利用に関する契約です(基本契約期間10年、メンテナンス費含む)。
- 設置稼動後は、東京ガスによる運転データ取得(3年間)とアンケート(10年間)にご協力いただきます。
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(*1)FCとはFuel Cell(燃料電池)の略
(*2)但し、燃料電池に接続するガス、給水、給湯配管工事等の費用は除きます。
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