本文へ フッターメニューへ サイトマップへ
会社情報TOP 会社案内 株主・投資家向け情報 採用情報 取り組み・活動 資材調達 プレスリリース
現在位置:東京ガスサイトTOP > 東京ガスについて > プレスリリース
お問い合わせはこちらへ

東京ガス管内における天然ガス自動車が5,000台を突破

東京ガス株式会社
広  報  部
平成14年8月6日



 東京ガス管内における天然ガス自動車の普及台数が、7月末日をもって5,000台を突破しました。

 東京ガスでは、平成3年に天然ガス自動車プロジェクトチームを発足させて以来、自動車メーカーや他都市ガス会社と共同で技術開発などを進め、積極的に普及に取り組んでまいりました。
 その結果、平成10年11月に1,000台を突破、その後大きく普及台数を伸ばし、平成13年度には1,926台増加し、年度末には4,690台となりました。
 販売当初は東京ガスおよび自治体を中心に普及してまいりましたが、最近では運送事業者をはじめとする一般企業の採用が増えているのも特徴です。車種別には、トラック、塵芥車の伸びが大きく、バスを含むディーゼル代替車は、全体の60%強を占めています。(<参考データ>参照)

 天然ガス自動車(NGV)は、クリーンエネルギー天然ガスを燃料として走る自動車で、窒素酸化物や二酸化炭素の排出量が少なく、黒煙、粒子状物質はほとんど排出されないなど、低公害・石油代替燃料自動車として注目されており、世界で約200万台が走行しています。日本の天然ガス自動車の台数はこの10年間で飛躍的に増加し、平成13年度末には12,000台を突破致しました。最近では大型トラックや作業車等も開発され、路線バスから軽自動車、フォークリフトに至るまで、日本全国で活躍しています。また、燃料を充填するスタンドの数も順調に増えています。

天然ガス自動車のクリーン性
(1)CO2排出量の比較
 地球温暖化の原因となるCO2の排出量を、ガソリン車比で20%程度低減します。

            CO2排出量の比較(1500cc小型バンでの計算例)
 

ガソリン車

NGV

CO2排出量

166g/km

142g/km


(2)排出ガス比較
 光化学スモッグや酸性雨の原因となるNOx、CO、HCの排出量が少なく、SOxはゼロ。喘息等の原因となる黒煙や粒子状物質(PM)もほとんど排出されません。

            排出ガス比較例(小型乗用車[10・15モード(※)](g/km)

 

ガソリン車規制値

天然ガス自動車

CO(一酸化炭素)

0.67

0.01

HC(炭化水素)

0.08

0.01

NOx(窒素酸化物)

0.08

0.02

*10・15モード:平坦な市街地を走行するときのパターンと、高速走行、渋滞などの10通りの走行パターンとを組み合わせたもの


天然ガススタンドの現状
 現在東京ガス管内では64ヶ所(うち13ヶ所は専用スタンド(注)、関東地区では83ヶ所)となっています。

天然ガス自動車の補助制度
 
天然ガス自動車や燃料供給設備の普及・車両価格低減等を目的として、国や自治体等によって様々な補助制度が設けられています。
 また、自動車税の軽減や自動車取得税の軽減など、様々な優遇制度も適用されます。

今後の動き
 
東京ガスは今後も、自治体や一般企業に対する普及活動、高効率かつ超低公害エンジンの共同開発改良などを通して、天然ガス自動車のさらなる普及拡大に努力してまいります。
 また、東京ガス管内での天然ガス自動車10,000台突破は、平成15年度中に達成する見通しです。

( 注 )専用スタンドとは、専ら自家所有の車両に燃料補給をするスタンドのことです。

天然ガス自動車の導入を推進している東京都や横浜市、環境省、大手運送事業者などでは、敷地内に専用スタンドを設置し、車輌に充填を行っています。都バスのスタンドはその例です。


                                                             以上




<参考データ>


普及台数の推移










 

 

この件に関するお問合せはこちらへ
はじめへ
[ プレスリリース一覧に戻る ] | [ ひとつ前に戻る ]